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アデルは、週末に行われる予定だったウェンブリー・スタジアムでのライヴの最終2公演をキャンセルしたために、ライヴ映像作品の売り上げによる多額の収入を逃す可能性があるという。

アデルは声帯を痛めたため、123公演に及ぶワールド・ツアーの最後の2公演をキャンセルすることを余儀なくされている。アデルはソーシャル・メディアへの感情溢れる投稿を通じてこの件を発表しており、医者の助言を受けて、声帯の更なる損傷を防ぐために、7月1日と2日に予定されていた公演でパフォーマンスができないことをファンに説明している。

アデルは、土曜日と日曜日のライヴに参加予定だったファンに既に全額払い戻しとなることを発表しており、今回のキャンセルによる費用も現在算出されている。

『ザ・サン』紙によれば、アデルはウェンブリー・スタジアム公演の映像作品で生み出されるはずだった収入を逃してしまうことになると報じられている。撮影班は週末のパフォーマンスを収録する予定だったとのことで、スタジアムには100台を超えるカメラが投入される予定だったという。

そこで撮影されるはずだった映像作品は100万枚を超えるセールスが見込まれていたとしている。

先日、アデルはウェンブリーでの2公演をキャンセルする以前に、もうツアーを行わない可能性について示唆していた。

「ツアーというものは特殊なものなの」とアデルはウェンブリー・スタジアムでのライヴに寄せたプログラムの中で綴っている。 「私には合っていないの。 私は本当に家にいるのが好きで、小さなことにすごい喜びを感じるのよ」

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