GETTY

Photo: GETTY

ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはドライヴ・ライク・アイ・ドゥ名義でのデビュー・アルバムを「数年以内に」リリースする予定であることを認めている。

ザ・1975は以前はドライヴ・ライク・アイ・ドゥという名前で活動しており、ザ・1975に名前を変更する前はよくフォール・アウト・ボーイの楽曲などをカヴァーしていたという。

ザ・1975は現在サード・アルバム『ミュージック・フォー・カーズ』に取り組んでいる一方で、マット・ヒーリーはツイッターでザ・1975とドライヴ・ライク・アイ・ドゥが実際には「別個の存在」であり、後者のプロジェクトでも「数年以内の春にデビュー・アルバムをリリースする」予定であると明かしている。

「ザ・1975とドライヴ・ライク・アイ・ドゥは実際には別個の存在なんだ」

「ザ・1975は今3部作の最後の作品となる『ミュージック・フォー・カーズ』に取り組んでいるよ」

「ドライヴ・ライク・アイ・ドゥは数年以内の春にデビュー・アルバムをリリースする予定なんだ」

4月にマット・ヒーリーはバンドの次回作について述べ、次のように語っている。「次のアルバムは『ミュージック・フォー・カーズ』っていう作品なんだ。それがタイトルで、僕たちの3枚目のEPから来てるんだ」

マット・ヒーリーはまた、アルバムが「一時代の終わり」になると語っている。「僕たちは常日頃そう言ってきたんだ。3部作のアルバムを作ろうってね。次のアルバムでザ・1975が終わるとは言わないけど、一時代の終わりであることは間違いないよ」

また、マット・ヒーリーは先日、出身地であるマンチェスターで起きたロ事件について非難している。マンチェスター南のウィルムズローで結成されたザ・1975だが、デトロイトのフィルモアで行ったライヴでマット・ヒーリーは事件についての思いを語っている。

「俺はめちゃくちゃムカついてるんだ」と彼は観客に語っている。「うんざりだよ。ナショナリズムにもうんざりだし、人種差別にもうんざりだ。ありとあらゆるものがね。終わりだよ。ナショナリズムも人種差別も、こうした後進的なものはみんな終わりなんだ。今、進んでいる方法ではもう進めないんだよ」

「聞いてほしい。俺は何についてもまったく分かってない。俺は単にここにいるだけの一人の人間だ。俺たちはマンチェスター出身なんだ。あそこは俺たちがよく行ってた場所だった。よく訪れてた実際の場所に今夜、誰かが爆弾を仕掛けたんだ。そして、公演に行っていた多くの子供たちが殺されたんだ」

彼は次のように続けている。「こんなことはふざけてると言うのに何も教えてもらう必要なんかない。一体、どんな名の下によるものなのかも分からないよ」

ザ・1975による2017年のUKでの最後のライヴはマムフォード・アンド・サンズとフリート・フォクシーズと共にヘッドライナーを務めるラティテュード・フェスティバルとなっている。ラティテュード・フェスティバルは、英サフォーク州のヘナム・パークで今年7月14日から16日にかけて開催される。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ