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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは、先日亡くなったサウンドガーデンやオーディオスレイヴのクリス・コーネルの死について語っている。

クリス・コーネルは現地時間5月18日に享年52歳で亡くなったことが代理人によって発表されている。クリス・コーネルの死について代理人のブライアン・バンベリーは「突然の予期せぬもの」だったと発表し、死因については自殺であることが明らかになっている。クリス・コーネルは前日デトロイトのフォックス・シアターでサウンドガーデンとしてのライヴを行っていた。

アンソニー・キーディスはエドモントンのラジオ局「ソニック 102.9」のインタヴューでクリス・コーネルが亡くなったことについて訊かれて、次のように答えている。

「彼は俺たちと同じ世代だからね。だから、80年代の中盤から知っていたと思うんだ。生きていて元気で、いまだにライヴをやっている同世代の人間が突然こんな形で亡くなるとは予想もしないだろ。彼の存在を当然と思っていたなんて言えない。けど、衝撃ではあった。彼やサウンドガーデンの他のメンバーとも親交があったからね。というのも、1992年のロラパルーザで俺たちは彼らとツアーしたんだ。すごく素敵な奴らでね。それで、コンスタントに会うようになったんだ」

彼は次のように続けている。「彼らと再会するのは素晴らしかったよ。そして、自分のことを殺めてしまうまで精神的に大変な場所にいたことを知ったのは痛烈なことだった。それで彼を判断したりはしないよ。だって、俺にはそうした痛みは分からないわけでさ。間違いなく、この世を去りたいと思ったということは途轍もないものであったに違いないからね。遺族に御加護を。彼は世界によりよき場所を残してくれたんだ」

インタヴューの模様はこちらから。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは亡くなったクリス・コーネルに追悼の意を表して現地時間5月18日にインディアナポリスで行われた公演で、クリス・コーネルの楽曲である“Seadons”のカヴァーを披露している。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズはインディアナ州インディアナポリスのバンクーズ・ライフ・フィールドハウスで行われた公演で追悼の意を表明している。ギタリストのジョシュ・クリングホッファーはセンター・ステージでのパフォーマンスでクリス・コーネルの“Seasons”を披露している。“Seasons”は1992年公開の映画『シングルズ』のサウンドトラックに収録されている。

ファンが撮影したパフォーマンスの映像はこちらから。

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