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2013年ごろからミュージカル化が噂されてきた『ジャグド・リトル・ピル』だが、今回、アラニス・モリセットの代表作が満を持してミュージカル化されることが報じられている。

アラニス・モリセットは、世界的にブレイクしたアルバム『ジャグド・リトル・ピル』を1993年にリリースしている。『ジャグド・リトル・ピル』には“Ironic”や“You Oughta Know”、“Hand In My Pocket”といったヒット曲が収録されており、2015年現在アメリカだけで1500万枚以上を売り上げている。

『ジャグド・リトル・ピル』のミュージカルは、2018年5月にマサチューセッツ州ケンブリッジのアメリカン・レパートリー・シアターで初日を迎えるという。また、脚本は映画『JUNO/ジュノ』で脚本を担当したディアブロ・コーディが手掛けるという。

演出は2013年にミュージカル『ピピン』でトニー賞を受賞したダイアン・パウルスが務めるほか、グリーン・デイのミュージカル『アメリカン・イディオット』にも参加し、トニー賞やピューリツァー賞の受賞歴を持つ音楽家のトム・キットが編曲やオーケストレーションを担当するという。

「『ジャグド・リトル・ピル』のミュージカルのために集まったチームは、ミュージカルにおいてまさに私の夢が実現したと言えるものです」とアラニス・モリセットは声明の中で綴っている。「私たち全員による化学反応が音を立てて起こっており、彼らのような力強い才能に囲まれて再び楽曲たちにのめり込めることを光栄に思います。ディアブロとダイアンは、既に私の心髄に染み付いていたとことん個人的な楽曲たちの、希望や自由、複雑さのレベルをまったくの別の次元にまで引き上げてくれました」

一方、アラニス・モリセットの元マネージャーであるジョナサン・トッド・シュワルツは先日、アラニス・モリセットからの500万ドル(約5億5000万ドル)を初めとして、他のクライアントから大金を横領した罪で6年の禁固刑が言い渡されている。

ジョナサン・トッド・シュワルツは先日、自身のクライアントの財産を横領し、また、アメリカ合衆国内国歳入庁に対して横領した資産を記載せずに虚偽の所得税を申告した罪で有罪を言い渡され、その後、謝罪文を公表している。アラニス・モリセットは謝罪文を受け、以下のように声明を出している。「私はジョナサン・シュワルツの口から出てくる言葉を信じることに不安を覚えてしまうのです」

ジョナサン・トッド・シュワルツは当初、1年と1日の禁固刑及び1年の自宅監禁、2000時間の奉仕活動が求刑されていた。しかしながら「ハリウッド・レポーター」の報道によれば、ジョナサン・トッド・シュワルツには3年間の保護観察付で72ヶ月間の禁固刑が言い渡されたといい、定期的に薬物検査とカウンセリングを受けることになるという。

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