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リンキン・パークのフロントマンであるチェスター・ベニントンはバンドのファンについての最近のコメントに対し謝罪し、コリィ・テイラーの彼の発言への批判にも答えている。

バンドのポップ色の強い新作『ワン・モア・ライト』はファンから様々な反応を受け取っており、チェスター・ベニントンはデヴュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』のサウンドに戻ることを願うファンに対し、「先に進む」べきだと語っている。彼は「セル・アウト」と言う者には「顔を殴ってやる」と語っていた。

スリップノットのコリィ・テイラーはチェスター・ベニントンに「現在、手にしているものに感謝する」よう促していたが、今回、チェスター・ベニントンはそれを受けて次のようにツイートしている。「たった今、俺がインタヴューで言ったことについてコリィ・テイラーの反応を聞いたんだけど、彼に賛成だよ。ファンには本当に感謝してる……俺は人間だから、たまに物事を個人的に受け止めすぎるんだ。ほとんどのファンは最近すごくポジティブでいてくれてるね。あまりそうじゃない人もいるけどさ。どちらにしろ……両サイドにたくさんの情熱があって、俺たちのファンみんなに感謝してるんだ。コリィは良い奴で、彼にも感謝してるよ……視点を再調整する時だな。だから、俺たちのファンみんなに言うよ。ありがとう、そしてみんな愛してるよ。ピース、ラヴ、そして幸せを」

https://twitter.com/ChesterBe/status/867489190866337796

https://twitter.com/ChesterBe/status/867489663010742272

チェスター・ベニントンは先日、ツイッターでクリス・コーネルに宛てた手紙を公開している。

全文訳は以下の通り。

「親愛なるクリスに。昨晩はザ・ビートルズについての夢を見た。頭の中で“Rocky Raccoon”が流れるなか起きたんだけど、妻の顔が怪訝そうだったんだ。妻は僕の友人が亡くなったことを教えてくれた。あなたへの思いが胸に溢れ、僕は泣いてしまった。悲しいし、あなたやあなたの美しい家族とすごく特別な時間を共有できたことへの感謝もあって、今も泣いている。あなたは知らなかっただろうけど、いろんな点であなたからはインスピレーションをもらったんだ。あなたの才能は純粋なもので、比類なきものだった。あなたの声は楽しさと痛みと怒りと許しと愛と苦悩をすべて一つにまとめたものだった。そうしたものこそ僕らだと思うし、そう理解することをあなたは助けてくれた。ちょうど、ザ・ビートルズの“A Day In The Life”をあなたが歌う映像を観ていて、自分の夢について考えてたんだ。あなたなりのやり方でさよならを言ってくれたんだと思いたいね。あなたなしの世界なんて想像できないよ。あなたが来世で安らぎを見つけてくれることを祈ってる。あなたの妻や子供、友人、遺族に愛を送るよ。あなたの人生の一部に僕を参加させてくれてありがとう。僕の愛のすべてを。友人に」

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