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ノエル・ギャラガーはマンチェスターで起きたテロ事件について自身の考えを語っている。

現地時間5月22日にアリアナ・グランデのコンサートを襲ったこのテロはマンチェスター・アリーナのロビーで爆発が起きている。爆発時は多くの観客が会場を後にするところで、多くの子供もそのなかには含まれていた。爆弾犯は現場で自家製の爆弾によって死亡しており、容疑者はマンチェスター出身のリビア系のサルマン・ラマダン・アベディであると判明している。イスラム国は犯行声明を出している。

先日、「アイ・ラヴ・マンチェスター」と書かれたキーホルダーの写真をインスタグラムにアップして爆発事件の犠牲者への追悼の意を表明していたノエル・ギャラガーは、今回「ラジオX」によるインタヴューで事件について語っている。

「あのアリーナでプレイしたこともあるし、そこのロビーにも立ったこともあるし、それにマンチェスター出身の人間だからね……しかも、若い音楽ファンたちが標的だったってことが分かってきてるわけでさ」とノエル・ギャラガーは「ラジオX」に語っている。「言葉もないって言うしかないよね。言葉はあるんだけどさ、残念ながら放送できる言葉じゃない」

ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「でも、マンチェスター・アリーナは再びオープンすると思うからね。それに、前進し続けなきゃいけないわけだからさ。とは言っても、アリアナ・グランデがこれからどうするかは分からないよね。俺には想像もできないよ」

アリアナ・グランデに同情するかと訊かれると、ノエル・ギャラガーは以下のように答えている。「俺にはどう思えばいいのか、どう応じたらいいのか分からないよ。まあ、今はすごくムカついてるんだけどさ。でも、もし自分のファンだったらと思うとね」

ノエル・ギャラガーはさらに続けている。「ほら、俺にはマンチェスターに住む10代の娘がいるし、娘が巻き込まれてたっておかしくはなかったわけでね。友達の友達が数人、今も病院で治療を受けていてね。2人とも危うく命を落とすところだったみたいなんだ。俺の知り合いで犠牲になったり巻き添えになった人はいなかったけどね。ただ、今回の悲劇に関しては、傷が癒えるまでにしばらくかかるだろうな」

また、アリアナ・グランデは現地時間5月24日、マネージメントが6月5日までの日程をキャンセルすることを正式に発表している。6月5日以降、ヨーロッパ・ツアーを再開させるのは現時点では明らかになっていない。

アリアナ・グランデはフロリダの自宅に戻ったことも報じられている。

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