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クリス・コーネルの妻であるヴィッキー・コーネルは夫の死を受けて追悼文を公開している。

クリス・コーネルは現地時間5月17日に享年52歳で亡くなったことが代理人によって発表されている。クリス・コーネルの死について代理人のブライアン・バンベリーは「突然の予期せぬもの」だったと発表し、死因については自殺であることが明らかになっている。クリス・コーネルの家族は、彼に処方されていた薬が自殺の原因であるという可能性に言及している。

妻のヴィッキー・コーネルは今回、米『ビルボード』誌にクリス・コーネルへの追悼文を寄せており、クリス・コーネルを「私の愛しいクリストファー」と呼び、「最良の父親であり、夫であり、義理の息子」であったと綴っている。

ヴィッキー・コーネルは続けて以下のように綴っている。「私は傷ついてますが、あなたのために立ち上がって、二人の美しい子供たちを育てていきます。いつの日も、常にあなたのことを想っています。あなたのために闘うのです。あなたは私たちがソウルメイトだって言ってくれましたが、それは本当です。一度交わった道はもう一度交わると言われています。だから、あなたはきっともう一度、私を見つけてくれるって信じています。私はずっとここで待っています」

ヴィッキー・コーネルによる追悼テキストの全文訳は以下の通り。

「私の愛しいクリストファーへ

あなたは最良の父親であり、夫であり、義理の息子でした。あなたの根気強さや思いやり、愛をいつも感じていました。

あなたはいつも私に『愛してる』って言ってくれましたね。私のためじゃなければ生きられないって。あなたが幸せそうに生きて、やる気になっているのを見ると、私の心は輝きました。あなたは人生を楽しみ、報いることができることはすべてやっていました。私たちは一緒に最後の10年間を過ごしました。あの夜、あなたに起きていたことに気付けなくてごめんなさい。一人にしてごめんなさい。あなたが選んだことじゃないと分かっています、愛するクリストファー。あなたの子供たちもちゃんと分かっています。だから、安らかに眠ってください。

私は傷ついてますが、あなたのために立ち上がって、二人の美しい子供たちを育てていきます。いつの日も、常にあなたのことを想っています。あなたのために闘うのです。あなたは私たちがソウルメイトだって言ってくれましたが、それは本当です。一度交わった道はもう一度交わると言われています。だから、あなたはきっともう一度、私を見つけてくれるって信じています。私はずっとここで待っています。

愛しています。愛の歴史上で誰が愛したよりも。そして、これから愛するであろう誰よりも。

これまでも、そしてこれからも
あなたのヴィッキーより」

ヴィッキー・コーネルは先日、クリス・コーネルの逝去について、「彼を失ったことに言葉もありません。私の心に永遠に埋まらない穴が空いてしまいました」と声明で綴っている。

一方、報道によれば、現地時間5月26日に行われるクリス・コーネルの葬儀に先駆け、先日近親者のみで火葬が執り行われたという。

クリス・コーネルの葬儀については先日、現地時間5月26日にハリウッド・フォーエヴァー・セメタリーで執り行われることが報じられていたが、『TMZ』の報道によれば今回、それに先駆けて現地時間5月23日に同会場において妻であるヴィッキー・コーネル、兄であるピーター・コーネル、友人であるリンダ・ラモーンとJ・D・キングの立会いのもとで近親者のみで火葬されたという。

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