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クリス・コーネルの死因について報道によれば、自殺であることが検視官によって確定したという。

クリス・コーネルの代理人であるブライアン・バンベリーはサウンドガーデンやオーディオスレイヴのフロントマンであるクリス・コーネルが現地時間5月17日に亡くなったことを明かしている。享年52歳だった。クリス・コーネルの死についてブライアン・バンベリーは「突然の予期せぬもの」だったと発表し、家族は現在、死因の解明のために検死官に「密接に協力している」と語っている。

そのうえでAP通信は「検視官はサウンドガーデンのシンガーであるクリス・コーネルがデトロイトで首を吊って自殺したと断定した」と報じている。

デトロイト市警察のメディア担当局長であるマイケル・ウッディーは自殺の可能性があることを発表していた。「警察隊が到着した時、クリス・コーネルが部屋で発見されたことを伝える男性に迎えられました。警官が部屋に入ると、クリス・コーネルはバスルームに倒れていました。応答はなく、彼は亡くなっていました。我々は自殺の可能性を捜査しています。しかし、死因やその状況について断定するには検視官を待たなければなりません」

クリス・コーネルの訃報を受けてジミー・ペイジやエルトン・ジョン、エアロスミスのジョー・ペリーらが追悼の意を表明している。

クリス・コーネルは、1984年から1997年にかけてシアトル出身のグランジ・バンドであるサウンドガーデンのフロントマンを務め、2010年に再結成されてから現在までも同バンドのフロントマンとして活動していた。サウンドガーデンは1994年に発表した『スーパーアンノウン』で最も成功を収めており、同作で全米1位を獲得したほか、全世界で約900万枚を売り上げている。

クリス・コーネルはその後オーディオスレイヴのフロントマンを務め、2002年から2006年にかけて3枚のアルバムをリリースしている。また、クリス・コーネルはソロとしても4枚のアルバムをリリースしており、最新作は2015年の『ハイヤー・トゥルース』となっている。クリス・コーネルは今年1月、チャリティ・ライヴでスティングと共演して、ザ・ポリスやサウンドガーデンの楽曲を披露している。

クリス・コーネルは2006年、映画『007 カジノ・ロワイヤル』に主題歌として“You Know My Name”を提供しており、同曲は全英でトップ10にランクインしている。

クリス・コーネルは、2番目の妻であるヴィッキー・カライアニスと、3人の子供を遺して亡くなっている。

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