ANDY WILLSHER/NME

Photo: ANDY WILLSHER/NME

ボン・ジョヴィは現地時間5月16日に米・ニュージャージー州にあるフェアリー・ディキンソン大学の卒業式をサプライズで訪れ、即興のパフォーマンスで卒業生や出席者たちを驚かせている。

ニュージャージー州出身のボン・ジョヴィは先日、ソーシャルメディア上で全米中の学校から選ばれた学校の卒業式でパフォーマンスを行うというコンテストを開催しており、そこで最も注目を集めたフェアリー・ディキンソン大学がパフォーマンスを行う学校として選ばれている。

ニュージャージー州セアヴィルの出身であるフロントマンのジョン・ボン・ジョヴィは、卒業してもまた再会して思い出話をしようという内容の楽曲“Reunion”をパフォーマンスするにあたり、卒業生に以下の言葉を送っている。

「今日という日は、君たちの人生において一つのチャプターの終わりであり、新たなチャプターの始まりなんだ」とジョン・ボン・ジョヴィは観客に呼びかけている。「本を楽しんで。君が作者なんだからね」

「何事も個人的に捉えてはいけないよ。称賛も批判も平等に受け取るんだ。ただ、どちらも心に留めておかないようにね。君たちの旅路にはたくさんの驚きが待ち受けているんだ」

“Reunion”は2015年にニュージャージー州ラトガース大学の卒業式で初めて披露され、ボン・ジョヴィの最新作『ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール』にも収録されている。

フェアリー・ディキンソン大学のほとんどの生徒は、ボン・ジョヴィがNFLのニューヨーク・ジェッツとニューヨーク・ジャイアンツの本拠地であるメットライフ・スタジアムに現れるまで、彼らがパフォーマンスすることを知らなかったのだという。

ジョン・ボン・ジョヴィは卒業式前にロッカールームで行われた「AP通信」によるインタヴューで、卒業生たちが自分たちの将来設計に柔軟であって欲しいと願う胸の内を明かしている。

「これから進んでいく自分の人生にどんなヴィジョンを持っていようと、それは仮のものとして捉えて欲しいんだ」とジョン・ボン・ジョヴィは語っている。「今まさに旅が始まろうとしてるって素敵だよね。途中で道を曲がることもあるだろうし、それが夢にも思わなかった場所へ君を案内してくれるかもしれないんだ。それこそが旅の素晴らしさなんだよ」

ボン・ジョヴィの卒業式でのパフォーマンスの模様はこちらから。

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