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西ロンドン出身の10代の少年がハイド・パークで行われたエルトン・ジョンの公演を狙ったテロ事件を企てていた件で、少年がその容疑を認めている。

ハウンズロー区出身の19歳のハルーン・アリ・サイドは現地時間4月27日に中央刑事裁判所でテロ行為を企てた嫌疑ついて容疑を認めている。

BBCによれば、法廷審問ではハルーン・アリ・サイドがオンラインで爆発物の購入について調べており、ターゲットにするロンドンの人通りの多い場所を調査していたことがわかったという。

可能性のあったターゲットの1つとして9・11米同時多発テロの日に昨年9月11日にハイド・パークで行われたエルトン・ジョンによるライヴが挙げられている。ハルーン・アリ・サイドはバッキンガム宮殿やヨーロッパで最も人通りの多いショッピング・ストリートであるオックスフォード・ストリートもターゲットとして調べている。

ハルーン・サイードはソーシャル・メディアやスマートフォンにおいて、保安局によって作られた偽の窓口に対し計画を明かしたことで失敗に終わっている。彼はその窓口に対して「マシンガンでダメージ」を与えた後、「殉教する」つもりだと説明している。

彼は精神鑑定を経て6月に判決が下される見込みとなっている。マイケル・トポルスキ王室顧問弁護士は裁判所に対して現在ハルーン・サイードには「裁量的終身刑」が迫っていると述べている。

先日、エルトン・ジョンは「有害かつ稀な細菌の感染」によって一連のライヴ日程をキャンセルしており、集中治療室での治療を受けたという。

エルトン・ジョンは「感染を治すための治療を受けた」とのことで、4月22日に退院している。

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