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レディオヘッドは新種のアリに自身の名前が付けられている。

スミソニアン協会アリ研究所のアナ・ユショヴニクとテッド・R・シュルツはベネズエラのアマゾンで発見した新種のアリに「Sericomyrmex radioheadi(レディオヘッド・キヌゲキノコアリ)」と命名している。

「彼らの音楽を讃えたかったの」とアナ・ユショヴニクは語っている。「でも、より重要なのはバンド・メンバーの環境保全への取り組みに感謝を示したかったの。特に気候変動への認知を上げる点においてね」

この新種のアリはよく知られているハキリアリの仲間で、植物に菌類を植え付け、それをエサとするタイプのアリとなっている。

先日、新種のエビについてもピンク・フロイドにちなんだ名前が付けられている。

7月19日にイスラエルのテルアビブにあるハヤルコン公園でライヴを行う予定となっているレディオヘッドだが、先日、サーストン・ムーアやヤング・ファーザーズといったミュージシャンがその決定に「再考を促す」公開書簡に署名している。

パレスチナの文化表現について活動するアーティストや活動家のネットワークである「アーティスツ・フォー・パレスチナ・UK」が発表した「レディオヘッドのための公開書簡」には、俳優のリッキー・トムリンソンや人権活動家のデズモンド・ムピロ・ツツ、映画監督のケン・ローチも署名している。

公開書簡では次のように述べられている。「イスラエルで演奏するということは、国連の報告者が『アパルトヘイトの政策がパレスチナ人に課されている』とする国で演奏することなのです」

公開書簡は次のように締めくくられている。「圧政時代の南アフリカ共和国に対してアーティストがしたことをしてほしいのです。アパルトヘイトが終わるまでは距離を置いてほしいのです」

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