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アラニス・モリセットは、自身から500万ドル(約5億5000万ドル)を横領した元マネージャーが謝罪文を公表したことを受け、自身の見解を示している。

先日、アラニス・モリセットや他のクライアントから650万ドル(約7億1000万円)を横領した罪を認めていた元マネージャーのジョナサン・トッド・シュワルツは今回「ハリウッド・レポーター」に公開の謝罪文を掲載している。

謝罪文で彼は次のように述べている。「そもそもは、その晩の賭けに勝ったら返すつもりでクライアントからお金を少し『借りた』のが始まりでした。私は賭けに負け続けてしまい、それが雪だるま式に連鎖していってしまいました。私は常に自分自身に、一度大当たりが出ればクライアントにお金を返せるんだと言い聞かせていました」

彼は次のように続けている。「逮捕されると、私が犯した非道な行為にスポットライトが当てられました。私はこれ以上逃げ通せず、どん底へと突き落とされました。自分の情けなさを痛感して初めて、ようやく助けを求める勇気が得られたのです」

今回の謝罪文を受けて、アラニス・モリセットは以下のように声明を出している。「私はジョナサン・シュワルツの口から出てくる言葉を信じることに不安を覚えてしまうのです」

アラニス・モリセットは、ジョナサン・トッド・シュワルツと彼が所属するGSOビジネス・マネジメント社との契約期間終了後に今回の一件に気がついたといい、その後、数百万ドルが横領されていたことが発覚している。

ジョナサン・トッド・シュワルツはこの一件の発覚後にGSOビジネス・マネジメント社から解雇され、その後告訴されている。GSOビジネス・マネジメント社は既に、横領されたクライアントに対して全額を返還している。アラニス・モリセットはジョナサン・シュワルツと示談が成立しているものの、現在GSOビジネス・マネジメント社はジョナサン・トッド・シュワルツに対して訴訟を起こしている。

ジョナサン・トッド・シュワルツは今年1月、自身のクライアントの財産を横領し、また、アメリカ合衆国内国歳入庁に対して横領した資産を記載せずに虚偽の所得税を申告した罪を認めている。判決は来月言い渡される。

ジョナサン・トッド・シュワルツはマライア・キャリーやビヨンセの代理人も務めていたといい、マライア・キャリーとビヨンセは昨年、彼が設立したガン患者支援のためのチャリティ団体のためにパフォーマンスを行っている。

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