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エド・シーランに救いの手を差し伸べられたリベリア人の少年が、その出来事について語っている。

エド・シーランは、リベリアの路上で生活している14歳の孤児の少年、JDに3月24日に放送されたイギリスの慈善団体「コミック・リリーフ」による番組の中で出会っている。番組の中でエド・シーランはJDと彼の4人の友人への支援を申し出ている。エド・シーランは年上の男性がDJを公然と殴るのを目撃したともいう。

今回、JDはエド・シーランとの出会いを受けて改善された彼の状況について語っている。『デイリー・メール』紙によれば、エド・シーランとイギリスの慈善団体「ストリート・チャイルド」の介入のおかげで、JDは現在リベリアの首都であるモンロビアで彼の4人の友人と共に安全に暮らしているという。

彼の新たな保護者である「マ」と暮らしているJDは次のように語っている。「前は友達とビーチにあるカヌーの中で寝てたんだ。今は前よりずっと気分がいいよ。なぜならマと一緒にいて、彼女が僕たちの面倒を見てくれるからね。いつも僕たちが大丈夫か確認しに来るんだよ。彼女は本当に僕たちのことを気にかけてくれるんだ。前はそんなことはなかったよね」

「もうすぐ学校に行けるのがすごく嬉しいよ。大統領になりたいからちゃんと学んで、勉強しないとね」と彼は続けている。「大統領になれば、僕が他の路上に住む子供たち全員に食事を与え、施設や学校を作って助けられるんだ。子供た全員が学校の制服を着てるのを見たいよ」

JDはまた、「ストリート・チャイルド」とエド・シーランに対する感謝の意も表し、次のように語っている。「もし『ストリート・チャイルド』とエドに会ってなかったら、いまだにビーチにあるカヌーの中で寝てただろうね」

一方、エド・シーランは先日、自身にそっくりな2歳の赤ちゃんの写真について「彼女は僕の子供ではないからね。僕の子供じゃないよ。本当なんだよ。こういうのが拡散するんだから、おかしいよね」とコメントしていた。また、エド・シーランは、レディオヘッドフー・ファイターズと共にグラストンベリー2017のヘッドライナーを務める予定となっている。

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