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デヴィッド・ボウイは出生の地であるロンドンのブリクストンにモニュメントを建てることが計画されていたが、発起人は寄付が目標額に達しなかったことを発表している。

デザイン集団「ディス・エイント・ロックンロール」は、デヴィッド・ボウイが生まれ育ったスタンスフィールド・ロードから数ストリートを隔てたブリクストンの敷地に『アラジン・セイン』のアルバム・アートワークで知られる稲妻をかたどった「ジギーザグ」というモニュメントを建てようと試みていた。この計画についてはランベス区議会の支持も取り付けていた。

クラウドファンディングでは90万ポンド(約1億2500万円)を集めることを目標としていたが、3週間で5万ポンド(約700万円)しか集まらなかったという。プロジェクトの頓挫を受けて、資金は一切録られることはないという。

しかし、発起人は「妥当な公共の場のアートという形で」別のものを制作したいと述べている。「もちろん、50000ポンドという金額はジギーザグの意図が理解されたとは言えないでしょう。このクラウドファンディングが目標額に達しないであろうことは間違いありません」

そして、こう続けている。「今なお妥当な公共の場のアートという形でブリクストンでデヴィッド・ボウイを祝福したいと考えています。今回とは違う形で寄付を募らなければならないでしょう」

「もし1年前にわずか3週間で700人の素晴らしい人々から5万ポンドを集めるといったら誰もしんじてくれなかったでしょ。ボウイを愛する心の底から皆様の支援に感謝します」

先日、デヴィッド・ボウイについては英国郵便の発行した切手が宇宙に向かって打ち上げられている。

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