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リバプール市はザ・ビートルズの名作『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年を祝うイベントを行うと発表している。

ザ・ビートルズは1960年に結成され、1967年6月1日に通算8作目となるアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』をリリースている。

様々なイベントの一環として13のアーティストがアルバムの13曲にちなんだ作品を制作することが発表されている。

ターナー賞を受賞しているジェレミー・デラーは2曲目の“With a Little Help From My Friends”に基づいた友情と自己犠牲をテーマにした公共の場で展示されるアート作品2作品を制作しており、二期に分けられた一連のイベントの一環として、まだ名前の発表されていない「一流アーティスト」が6月9日にサプライズ・ライヴを行うという。

この一連のイベントが二期に分けられているのはアルバムのA面とB面を表していて、最初のイベントは5月25日から27日にわたってマーク・モリス・ダンス・グループが舞台を披露するものとなっている。A面に相当するイベントは6月1日から5日にわたって開催される。

B面に相当するイベントは6月8日から11日にわたって開催され、アルバムの最後の楽曲“A Day in the Life”にちなんだ式典が一連のイベントの最後として6月16日に開催される。

リバプール市長のジョー・アンダーソンはアルバムの半世紀を記念したイベントの計画について次のように語っている。「『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』はクリエイティヴな境界を押し広げた作品で、我々もまさに同じことを実現したいのです。この一連のイベントではハイ・エンドなアートをメインストリームなものとし、示唆に富み、時に気の利いた、そして間違いなく楽しませてくれるリバプール気質が示されることでしょう」

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