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レディオヘッドの『OKコンピューター』がリリースされてから今年で20周年を迎えるにあたって映画『シックス・センス』の少年役等で知られる元子役のハーレイ・ジョエル・オスメントが同作に対する思いを明かしている。

『OKコンピューター』が1997年にリリースされてから今年で20周年を迎えることを記念して「ピッチフォーク」では多くのミュージシャンや俳優らがこのアルバムについて語っている。

俳優のキリアン・マーフィーが「『OKコンピューター』における感情的な面での複雑さというのは他とはなかなか比べられないよ」と語っているほか、フォールズのギタリストであるジミー・スミスは同作がもたらした衝撃について以下のように語っている。「新旧の入り混じった、驚くべきこのサウンドのプールに落ちて以来、まだ戻ってこられてないんだ」

『フォレスト・ガンプ』への出演歴もあるハーレイ・ジョエル・オスメントは同作についての思いのたけを明かしている。「『OKコンピューター』で、学生の頃、毎晩眠りにつくまでヘッドファンをつけて浸る生活が始まったんだ」

「レディオヘッドとプロデューサーのナイジェル・ゴドリッチが採用した革新的な手法でこの衝撃的な作品を創り上げたんだ。それぞれの曲によって異なる空間を体験することができて、アルバムを通して聴くことでエクスタシーに浸れるんだよね」

彼は次のように続けている。「歌詞には不気味な描写もあるけど、楽曲には喜びも溢れてるんだ。思いがけず『空っぽの心(the emptiest of feelings/“Let Down”の一節)』なんて一節が心から高揚させてくれる、そんなアルバムなんだよ」

レディオヘッドはフー・ファイターズエド・シーランと共に今年のグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務めることが発表されている。

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