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パルプのフロントマンであるジャーヴィス・コッカーは書籍の出版契約を10万ポンド(約1400万円)を超える価格で結んでいる。

ジャーヴィス・コッカーは『ディス・ブック・イズ・ア・ソング』と題された著書の6ページにわたる企画書を書いており、それによれば本書には詳細な経歴やエッセイ、イラスト、写真が盛り込まれるという。

ジャーヴィス・コッカーの出版物の代理人であるモニカ・カルモナの元にはペンギン・ランダム・ハウス、マクミラン、フェイバー&フェイバーといった出版社から契約のオファーがあったとのことで、ジャーヴィス・コッカーはフェイバー&フェイバーでは総合編集長を務めたこともある。

にオファーしたとされる会社には、彼が総合監修者として働いたことのあるペンギン・ランダム・ハウス、マクミラン、ファベルがふくまれているという。

契約の最終段階の前にオファーから手を弾いた出版社によれば、その契約金額は1冊の書籍としては「驚くような」金額で、とある内部関係者は本書の内容が「まったく回想録のようなものではない」と語っている。

モニカ・カルモラによれば、『ディス・ブック・イズ・ア・ソング』は最終的にペンギン・ランダム・ハウス内のジョナサン・ケープに籍を置くミカル・シャヴィトが、ポンドにして「6桁」の金額で契約を結んだという。

一方、スウェードのフロントマンであるブレット・アンダーソンも回想録を出版する契約を結んでいる。

ブレット・アンダーソンは出版社のリトル・ブラウン社と自身の自伝の出版契約を結んでおり、リトル・ブラウン社によれば、その内容は「彼(ブレット・アンダーソン)の頬骨ほどシャープ」なものになっているという。

『ガーディアン』紙は回想録の書名が『コールド・ブラック・モーニングス(Cold Black Mornings)』になると報じている一方で、『ザ・ブックセラー』は『コール・ブラック・モーニング(Coal Black Mornings)』になると報じている。いずれにせよ、このタイトルはブレット・アンダーソンの母親の死と、元恋人のジャスティーン・フリッシュマンをライバルのデーモン・アルバーンに奪われた喪失感を指しているという。

本書はブレット・アンダーソンの生い立ちや彼の「風変わりな父親」、そして1990年代初頭の「閉塞したイギリス」が描かれており、2018年春の刊行が予定されている。

「あまりにも素晴らしい回顧録なので、作者が誰であろうと出版したいと思ったよ」と出版元のリチャード・ベスウィックは語っている。

「本作が、世界的に成功したバンドを結成した人物によって書かれているという事実も、その魅力を増幅させている。だけど、根本的に内容が最高水準のものなんだ。『ボーイズ・ライフ』やアラン・ジョンソン(イギリス労働党の政治家)の回顧録、さらにイールズのマーク・オリヴァー・エヴェレットやトレイシー・ソーンによって書かれた音楽本の隣に並べても違和感のない代物なんだ」

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