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トム・ウェイツは、キース・リチャーズの新たなソロ・アルバムがリリースされるのを前に、彼に捧げる詩を書いている。

キース・リチャーズとトム・ウェイツの関係については、かなり昔に遡るもので、キース・リチャーズがトム・ウェイツ『レイン・ドッグス』や『バッド・アズ・ミー』といったアルバムに参加した頃からのものとなっている。キース・リチャーズの新たなソロ・アルバム『クロスアイド・ハート』のリリースを前にトム・ウェイツは古い友人について詩を書いており、そのなかでキース・リチャーズのことを「女王に平手打ちを喰らい」、「ファックスよりも早く走ることができる」と表現している。

詩のなかでは、さらにキース・リチャーズの尿は青色で、「彼は地球3週分相当を歩いてきた」と綴っている。しかし、その詩は全体として抽象的で、キース・リチャーズの勇気ある逸話で締めくくられており、彼は「常に紳士なんだ」と表現している。

先日、キース・リチャーズは23年ぶりのソロ・アルバムである『クロスアイド・ハート』に収録される“Trouble”のミュージック・ビデオを公開している。『クロスアイド・ハート』は15曲を収録し、1988年発表の『トーク・イズ・チープ』、1992年発表の『メイン・オフェンダー』に続き、キースにとって3枚目のソロ・アルバムとなる。

アルバムは昨年12月に亡くなったザ・ローリング・ストーンズのサックス奏者、ボビー・キーズの演奏もフィーチャーされるという。プレス・リリースにはアルバムは「レゲエ、ロック、カントリー、そして、ブルース」から影響を受けたと記されている。

本作についてキース・リチャーズは以下のように語っている。「もう一度(ドラマーの)スティーヴ・ジョーダンや(ギタリストの)ワディ・ワクテルと一緒にやって、新しいレコードを作るのは楽しかったよ。何ができ上がるのか、まったく見当もつかにままスタジオに入るのは、本当に興奮したんだ」

トム・ウェイツによる詩はこちらから。

https://twitter.com/Shuggy_r/status/632976322348883968

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