GETTY

Photo: GETTY

マイリー・サイラスは「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」に出演していた幼い頃の影響について語り、求められた役割のために現在の自分の身体をどう見るかに強い影響を与えていることを明かしている。

表紙を飾った『マリ・クレール』の9月号でマイリー・サイラスは以下のように語っている。

「随分と長い間、あの番組から女の子がどうあるべきか教えられてきたの。私は自分じゃない別の誰かに見えるように作られていった。それが多分、自分の身体に自信を持てない精神障害の原因だったの。だって、長い間、毎日可愛らしくされて、それでいざ番組じゃなくなったら、『わたしは一体誰なの!?』って感じで」

マイリー・サイラスは先日、テイラー・スウィフトの“Bad Blood”のビデオを悪い手本だとして批判したが、それについても自分の考えを述べている。また、数年前であれば想像できなかったことだが、ザ・フレーミング・リップスのウェイン・コインと7曲入りのアルバムのレコーディングを終えており、そのサウンドについてウェイン・コインはピンク・フロイドやポーティスヘッドを引き合いに出して説明している。

「11歳の時から『あなたはポップ・スターよ』って言われてきたわけで、それってブロンドじゃなきゃいけないし、髪も長くなきゃいけないし、きらびやかでピッタリの服を着なきゃいけないってことでしょ。一方で、わたしは、カツラを被って、たんまりと化粧をして、16歳の女の子を演じる不安的な幼い少女であったわけで。リアリティ番組の『トドラーズ&ティアラズ』みたいよね。まさに尾ひれがついているみたいだったわ」と彼女は説明している。「毎朝、起きるために喉にコーヒーを流し込んで、続けなければならなかったし、タフにならなければならなかったし、強くならなければならなかったのよ」

「レタッチされた完璧な写真ってクソみたいでしょ。黒人の女の子の肌を明るくして、皺を取り除いてって。でも、インスタグラムだって『なんでわたしはあんな風に見えないの?』なんて考えてばっかりいたの。まったくもってガッカリよね。わたしたちがどうあるべきか、人々が決めるなんて狂ってるわ」

マイリー・サイラスは今月末にロサンゼルスで行われるMTVミュージック・ビデオ・アワーズで司会を務める予定となっている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ