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映画『ソング・トゥ・ソング』のトレイラー映像が公開され、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーとイギー・ポップが出演している。

映画は過去に『シン・レッド・ライン』や『ツリー・オブ・ライフ』といった作品で知られるテレンス・マリックが監督を務めている。

映画『ソング・トゥ・ソング』はオースティンのミュージック・シーンを舞台として、ルーニー・マーラとライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダーとナタリー・ポートマンが演じる2組のカップルを描いたもので、「ロックンロールの誘惑と裏切りという光景のなか成功を追い求める」物語だという。

映画のトレイラーはこちらから。

「ピッチフォーク」によれば、アーケイド・ファイア、アイアン&ワイン、ネオン・インディアンのアラン・パロモも映画に出演するという。『ソング・トゥ・ソング』は3月10日にSXSWで初公開される。

先日、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスはデヴィッド・ボウイが亡くなった時の不思議な体験を明かしている。

アンソニー・キーディスはデトロイトのラジオ局「WRIF」のDJであるスティーヴ・ブラックのインタヴューに答えており、デヴィッド・ボウイの命日に起きた出来事について語っている。

「音楽っていうのは本当に魔法なんだ。この世界の知る最も偉大な魔法使い、その一部はソングライターなんだよ。例えば、デヴィッド・ボウイとかね。たくさんの魔法が現実にあって、彼が亡くなった夜も本当に魔法みたいなことがあったんだ。俺は彼に死が迫っているなんて知らなかったんだけどさ。その日、新しい友人と家に帰ってきた時に、俺は『このレコード聴いたことあるかい? 『ジギー・スターダスト』なんだけど』って訊いたんだ。それで、彼女が『いや、聴いたことない』って答えたから、『よし、今すぐ座ってこのレコードを通して聴こう』って言って、その通りにしたんだよ。聴いてる時は『おおっ! 曲はシンプルだけど、魔法に溢れてる』って感じでさ」

「そうしたら、アルバムを聴いていたまさにその時に、彼が亡くなっていたことが分かってね。翌朝、目覚めた時に彼の死を知って明らかになったんだ。俺はバンドの練習に行ってその出来事をフリーに伝えたんだよ。『フリー、昨夜俺は家に帰って、本当になんとなく、あのアルバムをかけたんだ』と言ったら、彼も『まったく同じことをしたよ』って返ってきてね。だから、あれは彼がこの世界に別れを告げた時、星々に跳ね返って、俺たちの頭に降り注いできたもののような感じだったんだ」

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