Film Magic/GETTY

Photo: Film Magic/GETTY

第59回グラミー賞授賞式のメタリカのパフォーマンスにおいてジェイムズ・ヘットフィールドのマイクから音が出なかった件について主催者が説明している。

第59回グラミー賞授賞式は現地時間2月12日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われたが、メタリカはレディー・ガガとのコラボレーションによるパフォーマンスを行い、最新作『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』より“Moth Into Flame”を披露している。

しかし、メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドのマイクから音が出ず、ジェイムズ・ヘットフィールドはステージ上でもフラストレーションを垣間見せていた。

この機材トラブルについて「TMZ」は、舞台スタッフがリハーサルと本番の間にステージ下にあるケーブルを抜いてしまったことが原因と情報筋の発言を報じているが、グラミー賞を主催するザ・レコーディング・アカデミーの広報担当者は「ピッチフォーク」に次のように説明している。

「あそこで起こってしまったと考えられるのは、ダンサーないしはエクストラがステージに駆け上がる際にケーブルを引っ掛けてしまったということです。それで、マイクのケーブルが元のところで抜けてしまったのです」

しかし、問題を起こしてしまった当事者を特定することはしておらず、今回の1件は「もちろん、事故だった」と述べている。

また、メタリカとレディー・ガガのパフォーマンスをイントロダクションを担当した女優のラヴァーン・コックスは、紹介の際にレディー・ガガの名前だけを挙げ、メタリカに言及しなかったことをツイッターで謝罪している。

第59回グラミー賞は、アデルが最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞という主要部門のうち3部門を制覇したほか、デヴィッド・ボウイはノミネートされた5部門すべてを受賞し、アデルと並んで最多受賞となっている。

主要4部門の結果は以下の通り(受賞が太字)。

最優秀レコード賞
アデル “Hello”
ビヨンセ “Formation”
ルーカス・グラハム “7 Years”
リアーナfeat.ドレイク “Work”
トゥエンティ・ワン・パイロッツ “Stressed Out”

最優秀アルバム賞
アデル『25』
ビヨンセ『レモネード』
ジャスティン・ビーバー『パーパス』
ドレイク『ヴューズ』
スタージル・シンプソン『ア・セイラーズ・ガイド・トゥ・アース』

最優秀楽曲賞
アデル “Hello”
ビヨンセ “Formation”
ジャスティン・ビーバー “Love Yourself”
ルーカス・グラハム “7 Years”
マイク・ポズナーの“I Took A Pill In Ibiza”

最優秀新人賞
ケルシー・バレリーニ
ザ・チェインスモーカーズ
チャンス・ザ・ラッパー
マレン・モリス
アンダーソン・パーク

グラミー賞授賞式の模様は3月12日(日)午後5時よりWOWOWで再放送が行われる。

更なる放送の詳細は以下のサイトで御確認下さい。

http://www.wowow.co.jp/music/grammy/

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ