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ディリンジャー・エスケイプ・プランは、ツアー・バスがポーランドで交通事故に遭って、13人の負傷者を出したという。バンドの担当者もこの報道を認めている。

バンドはポーランドのクラクフの公演に向かっていたが、この公演はキャンセルされている。AP通信によれば、バンド・メンバーも病院に搬送されたが、重傷は免れたと地元警察が発表しているという。

ツアー・バスは一部が道路に、一部が路肩にある状況で、事故現場の写真もツイッターでは公開されている。

1997年に結成され、マスコアのジャンルの草分けを担ってきたニューヨーク出身の5人組であるディリンジャー・エスケイプ・プランは、昨年10月に最後のアルバムとなる『ディソシエーション』をリリースしている。昨年8月に彼らは解散することを発表している。

ギタリストのベン・ワインマンは、音楽サイト「ノイジー」に対して「実際のところ、バンドはこれまでで一番精力的で、今までになく有望かつ人気も得ている」ものの、彼らは今こそ終わりにする時だと感じていると明かしている。

「歳を取り過ぎたり、人々に飽きられたり、活動を止めざるを得ない状況になるまで続けてから解散をするのは嫌だってことさ」と彼は続けている。「そんな状況がいつ訪れるかなんて誰にも分からないだろ。それよりかは、難しい決断でも自分で下すほうがよっぽどいい……20年間バンドが常に活動し続けてきたことをすごく誇りに思うよ。面白い人生だろ?」

バンドの解散プランについて訊かれると、ベン・ワインマンは『ディソシエーション』のためのツアーを終えて解散する予定だと明かしている。

「このアルバムのためにツアーを回る予定で、それでおしまいなんだ。でも、ツアーの予定は盛りだくさんだよ。秋に予定されている全米ツアーもあるし、それから冬にはヨーロッパで巨大なツアーの予定ある。他にもオーストラリアや行くべき場所があればどこへでも演奏するために向かうことになるよ。そうして戻ってきて、夏フェスに参加してから、その時にどのステージを最後にするか決めることになると思うよ」

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