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伝説的ジャズ・シンガーのアル・ジャロウが亡くなった。

アル・ジャロウは極度の疲労のため、先日入院しており、ツアーからの引退を発表していた。

彼のウェブサイトには、彼が病院にて享年76歳で亡くなったことが掲載されている。発表では死因については明らかにされていない。しかし、アル・ジャロウは近年、呼吸器系や心臓系の問題と闘っていた。

アル・ジャロウは1940年にミルウォーキー州ウィスコンシンで生まれ、ギタリストのフリオ・マルチネスと二人組を結成した後、ロサンゼルスに移住してジャズ・ミュージシャンとしてのキャリアを追求し、その後、彼はその才能を見出されて、ワーナー・ブラザースの契約している。

ファースト・アルバムは1975年発表の『ウィ・ゴット・バイ』で、生涯を通してグラミー賞を7部門受賞し、1977年リリースのライヴ・アルバム『ルック・トゥ・ザ・レインボー』で初めてのグラミー賞を獲得している。

昨年3月31日には国際ジャズ・デーでホワイト・ハウスに招待されてパフォーマンスを行っている。

バラク・オバマ元大統領はハービー・ハンコック、アレサ・フランクリン、ジェイミー・カラム、スティングと共にアル・ジャロウを招待していた。昨年4月30日にこのライヴの模様はアメリカのABCで放送されている。

そのパフォーマンスの模様はこちらから。

アル・ジャロウは妻のスーザンと息子のライアンを遺している。

※公開後、修正しました。

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