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マニック・ストリート・プリーチャーズの作詞を担当していたギタリストのリッチー・エドワーズの妹が、ザ・ミッシング・ピープルズ・クワイアーの一員としてイギリスのテレビ番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出演するという。

リッチー・エドワーズの妹であるレイチェル・エリアスは、失踪した人の家族で構成される合唱団「ザ・ミッシング・ピープルズ・クワイアー」に参加している。なお、昨日2月1日でリッチー・エドワーズは失踪してから22年を迎えている。

2014年にこの合唱団では失踪者を探すための非営利団体「ザ・ミッシング・ピープル」へのチャリティを募るため、“I Miss You”をレコーディングしている。今回、報道によれば「ブリテンズ・ゴット・タレント」の審査員の前で合唱団はこの曲を披露したとのことで、審査員は涙に包まれたという。

「みんな泣いていたわ」と観客席の一人は『ザ・サン』紙に語っている。「アマンダ・ホールデンとアリーシャ・ディクソンが特に感動していたわね。アマンダは彼らに感銘を受けたと語っていたわ」

“I Miss You”はピーター・ボクセルによって書かれた曲で、彼の息子のリー・ボクセルは1988年に南ロンドンのサットンで行方不明になっている。曲には次のような一節がある。「君がいなくなるなんて思いもしなかった/いつだってここに私といて安全だと思ってた……おそらく明日も君を探すために目を覚ますのだろう」

リッチー・エドワーズは、サード・アルバム『ホーリー・バイブル』のアメリカ・ツアーに出発する1日前だった1995年2月1日に行方不明になっている。彼の車はセヴァーン・ブリッジで発見されたが、本人が発見されることはなく、2008年に正式に亡くなったことが宣告されている。

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