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メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドは、新たな反ポルノ・ドキュメンタリーに声を提供している。

ジェイムズ・ヘットフィールドがナレーターを務める、『アディクティッド・トゥ・ポルノ:チェイシング・ザ・カードボード・バタフライ(原題)』と題されたドキュメンタリーは、映像作家のジャスティン・ハントが監督を務めている。ジェイムズ・ヘットフィールドは、同じくジャスティン・ハントが制作した、父親のいない子供たちに焦点を当てた2011年のドキュメンタリー映画『アブセント(原題)』でもナレーターを務めている。

作品の概要については次のように説明されている。「物議を醸すであろう本作で、数々の受賞歴を誇る映画監督であるジャスティン・ハントは世界中でポルノグラフィが社会に与えている影響を解剖している。ポルノが個人の脳に与える影響や、最新テクノロジーによって若者がより(ポルノを)探求できるようになったこと、さらにはポルノ鑑賞が文字通り家庭を崩壊させかねない実情について警鐘を鳴らしている」

「現代カルチャーにおいておそらく最も深刻な問題の一つであろうポルノについて、本作はポルノが我々人間に与えているダメージを露呈し、ポルノ依存について我々はより深刻に向き合わなければならないと訴えかけている」

公開されているトレイラー映像はこちらから。

メタリカは先月11月に8年ぶりとなる通算10作目のニュー・アルバム『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』をリリースしている。

フロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドは先日、新作の収録曲“Moth Into The Flame”についてエイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画『AMY エイミー』に刺激を受けたことを明かしている。

「あの映画を観るのははものすごく悲しいことだったね。とても明るくて生き生きとしていた人が、自身のいる現実から逃れようとする人間になるまでの彼女の人生を描いてるんだ」

「映画の中で彼女が気が狂ったみたいになって、イギリスのフラットをまさに出ていく場面が本当に衝撃的だったね。いつでも彼女の自宅の前には記者がたむろっていて、そんな彼女の写真を撮るんだ。『やあ、エイミー、調子はどうだい』って彼女のことを知っているみたいにね」

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