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リリー・アレンは、右派として知られるイングランド防衛同盟の元代表のトミー・ロビンソンに対して、長期にわたってツイッターにおいて人種や性差別に関する悪意ある発言を繰り返したとして、法的措置をとることをほのめかしている。

今週、リリー・アレンはトルコのナイトクラブで39人の犠牲者を出したテロ事件の容疑者を「移民」と表現した新聞記事の見出しをめぐって、トミー・ロビンソンと口論になっている。

リリー・アレンがこの事件の容疑者の国籍は不明であることを主張すると、トミー・ロビンソンはリリー・アレンを「大バカ女」、「善意の当てつけ」と批判している。人種による犯人のプロファイリングや差別に関する口論は激化し、トミー・ロビンソンはリリー・アレンに対して「ムスリムの訓練された集団の犠牲者に会ったり話しかけてみたことがあるか」と尋ね、リリー・アレンは「これまで私にセクハラしてきたのは白人男性だけだから、私にはちょっと偏見があるのかも」とツイートし、「責任ある報道」を求め「性的逸脱者や殺人犯はどんな文化や宗教的信念にかかわらず潜んでいることを指摘すべき」だとしている。

ツイッターでのやりとりはエスカレートしており、トミー・ロビンソンはリリー・アレンの先のセクハラのツイートに反論をすると、最終的にリリー・アレンはトミー・ロビンソンに対して法廷での討論を予告して法的措置をほのめかし、その後、騒動を受けてトミー・ロビンソンをブロックしている。

「あなたには私の法律チームから数日のうちに連絡を受け取るでしょう。あなたに選択の余地はなく、自己を弁護することしかできません。資金調達でもしてください!」

「もし私があなたを性差別主義者で人種差別主義者って呼んだことを訴えるなら、喜んでどうぞ。あなたは私がセクハラされたって嘘ついてるって主張してますけど、それも続けていれば」

「あなたをブロックしました。なぜならあなたが私のタイムラインの邪魔になっているからです。私はフォロワーにあなたの憎悪のこもったコメントを本当に本当に読んでほしくないのです。多くの人を混乱させてしまうから」

「その証拠に、無知な人種差別主義者で外国人嫌いの人間とはこのSNSでは決して関わりません。そんな人の注目なんて受けるに値しないものだし。さようなら」

リリー・アレンは先日、フランスのカレーの移民キャンプを訪れ、「英国を代表して」移民の子供たちへの対処について涙ながらに謝罪していた。

カレーでの発言について批判を浴びた後も、リリー・アレンは自身の行動を間違っていないとして「危険にさらされた子供たちに救いの手を差し出すべきだと訴えかけるのは、こんなにも危なっかしい行為になってしまったのね」と述べている。

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