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U2は現地時間12月25日、”Happy Christmas”と題したメッセージを公開し、来年の活動プランを明らかにしている。

メッセージの冒頭では、最新アルバムである『ソングス・オブ・イノセンス』に続く、2015年にリリースが予定されていたもののリリースが延期されていた『ソングス・オブ・エクスペリエンス』を来年リリースすることを明かしている。

公開されたメッセージの後半では、バンドの代表作である5作目『ヨシュア・トゥリー』の30周年を記念した「とても特別な」公演を行うと約束している。1987年の3月9日にリリースされた『ヨシュア・トゥリー』には、”Where the Streets Have No Name”や”I Still Haven’t Found What I’m Looking For”を初め、”With Or Without You”や”Bullet the Blue Sky”など、U2のアンセムとも言えるナンバーが多く収録されている。

詳細は明らかになっていないが、『ヨシュア・トゥリー』の再現ライヴを引っさげたツアーを行う可能性があると推測できるだろう。バンドに近しい関係者が米『ビルボード』誌に明かしたところによれば、U2は来春、ヨーロッパを回った後で全米スタジアム・ツアーを行う計画があるという。

公開された動画はこちらから。

また、全米スタジアムツアーには、6月8日から11日にかけて米テネシー州で行われるボナルー・フェスティバルへの出演も含まれているのではとも噂されている。U2がフェスティバルに出演することは極めて稀であり、2011年のグラストンベリー・フェスティバルがU2が最後に出演したフェスティバルとなっている。

U2は、2014年発表のアルバム『ソングス・オブ・イノセンス』に続く作品の制作をこの1年行っており、今年3月にギタリストのジ・エッジが明らかにしたところによれば、『ソングス・オブ・エクスペリエンス』と呼ばれることになるこのアルバムのために、バンドは50曲以上も用意しているという。

ニュー・アルバムについてボノは以前に次のように語っている。「まだ完成していないけど、気に入ってもらえると思うよ。歌詞に関して言うと、(1983年発表の)『WAR(闘)』よりも強くて、より明快になってるんだ」

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