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キッスのジーン・シモンズはドナルド・トランプの大統領就任式への出演依頼を「謹んで辞退」したと報じられている。

次期大統領であるドナルド・トランプは、来年の1月20日にワシントンD.C.で開催される大統領就任式でパフォーマンスを行うアーティストをブッキングするのにかなり苦労していると見られている。先日は、オペラ歌手のアンドレア・ボッチェリがファンからの批判を受けて出演を取りやめたとも報じられている。

「TMZ」によると、大統領就任式への出演を拒否したアーティストにキッスも加わることになったという。「TMZ」のリポーターがドナルド・トランプを支持するジーン・シモンズに対して「ジーン、あなたはドナルド・トランプを支持してロックンロールをやってますよね。就任式で演奏するのですか?」と尋ねると、代わって妻のシャノン・トゥイードと娘のソフィーが即座に何度も「ノー」と答えている。

ビデオの中で、シャノン・トゥイードはジーン・シモンズの両頬をつかみ、彼の口を「ノー」の形にしている。その上で彼は次のように語っている。「みんな乗り越えて、前に進んでいくべきだと思うけどね。彼は俺たちの大統領なんだから。話はそれで終わりだよ」

その動画はこちらから。

大統領就任式への出演依頼があったかどうかについて「同じ時期にヨーロッパ・ツアーがあるからね」とジーン・シモンズは口を濁しているが(実際にはツアーは予定されていない)、妻のシャノン・トゥイードは「謹んで辞退したのよ」と明かしている。

2009年に行われたオバマ大統領の最初の就任式ではアレサ・フランクリンがパフォーマンスを行い、2013年のオバマ大統領の2度目の就任式ではビヨンセやケリー・クラークソンがパフォーマンスを行っている。

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