Richard Johnson / NME

Photo: Richard Johnson / NME

スティーヴィー・ワンダーの故郷であるデトロイトの通りが彼の名前を冠したものに改名されている。

現在66歳のスティーヴィー・ワンダーは、ミルウォーキー・アヴェニューがスティーヴィー・ワンダー・アヴェニューと改名されるに当たって現地時間12月21日に行われた記念式に出席している。

「自身の名前を冠した通りをもてたこと、スティーヴィー・ワンダー・アヴェニューとなったこの地に足を運ぶことができたこと、それらを実現させてくれた皆さまに感謝します」と彼は記念式での質疑応答に先立って語っている。

自身が育った街の通りに自身の名前を冠した道ができることはどういう思いか、と訊かれた際には次のように答えている「間違いなくとても素晴らしい気持ちです。いくら控え目に言っても信じられません。人生でそんなことが起こるなんて想像だにしませんでした。私の人生には自分自身では思いもよらないことがたくさん起こり得るのだと思います。とても、とても感謝しています」

アメリカがドナルド・トランプ大統領の時代に差し掛かるに当たってどのように感じているかという質問に対しては次のように答えている。「正直に言うと、我々には選ぶことができると思います」そして次のように続けている。「我々の選択はそれぞれによって良くも悪くもなるのです。またそれぞれにとって良いことにも悪いことにもなるのです。次期大統領の彼が下すべき決断がそこにはあると思います」

「再び偉大なるアメリカを取り戻そうと言っていることは素晴らしいことではあります。本当にアメリカは常に偉大であり続けてきました。我々はより偉大にしていく必要があります。そのためには全員が一体となることが必要なのです。バラク・オバマ大統領は我々は団結し、共に行動し、団結するアメリカ国民として共にあるべきだと言いましたが、そうして示された教訓が我々にはあるのです」

更に、スティーヴィー・ワンダーは400名以上の聴衆を前にスピーチを行った際、自身の楽曲 “You Are The Sunshine Of My Life”の一部を歌う場面もあったという。

記念式の模様はこちらから。

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