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ブロッサムズはゼイン・マリクやジャック・ガラットを破って、2016年にUKで最も売れたデビュー・アルバムとなっていることが明らかになっている。

UKでは8月5日にリリースされたブロッサムズのデビュー・アルバムだが、日本盤はボーナス・トラック11曲を追加して、DVDも同梱される形で1月20日にリリースされることが決定している。

アルバムは現在65123枚のセールスを記録しており、3月25日にリリースされたゼイン・マリクの『マインド・オブ・マイン』による64211枚、2月19日にリリースされたジャック・ガラットの『フェイズ』による62217枚を破っている。

『ミュージック・ウィーク』誌に対して、ブロッサムズの所属レーベルであるヴァージンEMIのマネージング・ディレクターのクライヴ・コウリーは成功の要因について次のように語っている。「EPに、ツアー、そしてマーチャンダイジングとのセットや、アルバムのセット、ファンの熱量、そういったことが言えるでしょうね」と彼は語っている。「またBBCのラジオ1、ラジオ2、ラジオ6でAリストに入った数少ないアーティストの一つでした。そうしたものを進めていく上で非常にニッチだったのです」

「僕らは28週目にリリースしました。新人アーティストとしてゼインやジャック・ガラッとよりも上にいることは素晴らしいことです。どちらも先のリリースでしたからね」

一方、アイランド・レコーズのマーケティング・ディレクターであるギレルモ・ラモスは、ブリット・アウォーズのクリティック・チョイス賞からスタートしたジャック・ガラットのキャンペーンについて次のように語っている。「ジャックはものすごくエキサイティングでジャンルを横断したアルバムを作り上げました。アデルやエリー・ゴールディング、トム・オデールにしても、これはこれまでのブリット・アウォーズの批評家賞受賞者ではほとんど言われてこなかったことです。ジャックが成し遂げたのはブリット・アウォーズがより多様な幅のアーティストを受け入れたことを示しています」

ザ・コーティナーズは自身のマンチェスターでの大規模公演にブロッサムズを選んだ理由を次のように語っている。「彼らは本物の北部の、草の根のバンドなんだ。誰からも何の援助も受けてないんだよ」

「彼らは懸命にやってきてツアーを拡大させてきた。そして、素晴らしいポップ・ソングがあり、いいヤツらで、どうして好きにならずにいられるんだよ? 彼らはまさに昔ながらの物語だよね。4人の男が大学で会って、バンドを始めたんだ」

「これこそ、この国で求めてるものなんだよ。受け入れられるべきだよね。それに、ちょっとした信念を与えてくれる。彼らの父親は裕福なわけでもないし、スタジオを造るために大金をくれたわけじゃない。彼らは俺たちと同じようにベッドルームで曲を書いている普通の奴らなわけでね。素晴らしいことだし、受け入れられるべきだよ。他のことはどうでもいいんだ。必要なのは曲なんだよ」

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