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ザ・リバティーンズのピート・ドハーティはドナルド・トランプ次期大統領に対する自身の考えを明かし、世界が「怒りと憎しみのサイクルにある」と語っている。

ピート・ドハーティは『Q』誌のインタヴューに答え、ドナルド・トランプの勝利について「大惨事」だと語っている。

「なぜなら、僕は放浪者だから。国境がなくなっていく方に賛成なんだ」とピート・ドハーティは語っている。「あの白人自由主義者に対する強烈な支持……彼はそんなにも完璧な奴か? 人間ってものはいつも奇妙なものだと心の底から思うよ。社会が、宗教が、慣習が、そしてロックでさえも、どうやって作られたか、見てみなよ。人間って、本当に陰険で、ひねくれてる。でも、僕は信じてるけどね」

さらにピート・ドハーティは続けている。「たぶん僕らは、一休みする時と、また間違いなくやってくる発作のサイクルを繰り返しているんだ。憎しみや怒りは全部捨てようよ」

ピート・ドハーティは先日、ケンティッシュにあるO2フォーラムで、最新のソロ・アルバム『ハンブルグ・デモンストレーション』を引っ提げた公演を行なっており、オアシス、レナード・コーエン、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどのカヴァーのほか、カール・バラーと共にザ・リバティーンズの名曲をいくつか披露している。

ザ・リバティーンズの次のアルバムについて、カール・バラーは先日、『NME』に以下のように語っている。「俺たちは効率的に共同作業したいと思ってるんだ。俺たちの場所が欲しいんだけど、それはちょっと長期の複雑なプロジェクトでね。選択肢やプランがたくさんあって、それについてはあまり言えないんだけどね。でも、俺たちは俺たち自身の制作拠点を持つことを考えてるんだ」

『ハンブルグ・デモンストレーション』に収録されているピート・ドハーティの“I Don’t Love Anyone (but You’re Not Just Anyone)”はこちらから。

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