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シガー・ロスは来年春にアメリカ・ツアーを行うことを発表している。

シガー・ロスは4月3日のメキシコシティの公演からツアーをスタートさせ、20公演以上に及ぶツアーは6月17日のニューヨーク州クイーンズの公演で締めくくられる。

ロサンゼルスで行われる3公演はロサンゼルス交響楽団を迎えた公演になるという。

バンドはインターミッションを挟んだ2部構成で公演を行う予定で、10年以上に及ぶキャリアを通した楽曲を演奏することを発表している。

シガー・ロスはデヴィッド・アッテンボローがナレーションを務めるBBCの番組「プラネット・アースII」のために特別に制作された“Hoppípolla”の新バージョンの音源が公開されている。

BBCを通して発表された声明の中でバンドは次のように述べている。「アイスランドでは自然のままの野生の場所が無尽蔵にあり、恵まれています。しかし、ヨーロッパでも最も広範囲に及ぶこの大自然が広がるここでさえも、人類の工業化による被害は見て取ることができます。多数のダムや溶鉱炉によって今後も侵略が計画されているのです」

「アイスランドの高原が回復できないほどに失われてしまうなら、世界中が同じ物語を辿るでしょう。文字通り、流れは一方方向に進んでいるのです。シガー・ロスは『プラネット・アースII』と協力できることを誇りに思っています。幸いにも故郷と呼ぶことのできる、限りなく魅力的で、まったくもって予想外で、そして極めて壊れやすいこの場所を理解し、敬意を表するという喜びに僕らを繋ぎ止めようとする、あらゆる意味で重要な使命に協力できることを誇りに思っているのです」

シガー・ロスのツアー日程はこちらから。

https://sigur-ros.co.uk/tour/

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