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デッドマウスが、自身の新作アルバムについてあまり好きではないことを認め、アルバムは「あまりにも急ぎすぎ」て「適当」なものであったという。

ジョエル・ジマーマンことデッドマウスは、12月2日に新作アルバム『W:/2016ALBUM/』のリリースを控えている。11月19日に投稿されたツイートの中で、デッドマウスはファンに対して「そんなに好きじゃない」と明かしている。

「そんなに好きじゃない。あれは……あまりにも急ぎすぎ/適当って感じだった。でも、俺が言いたいのは……もし君たちが気に入ってくれたら、俺も好きになろうと思うし、嫌いってなら俺も同じだ」

「アルバムの中でのお気に入りは“Snowcone”と“Whelk Then”かな。この2曲は好きだな。確かにこの2曲については満足してるよ」

また、ファンにアルバムが気に入らないのならなぜお蔵入りにしなかったのかと尋ねられ、デッドマウスは「めちゃくちゃ金をもらってるからだ」と返答している。

さらにデッドマウスは、「ここでは真剣に愛憎入り混じるようなことが起こっているんだ。たった1つのことでしかないんだけどね。でも、物事に取り組むのはいいことだからね」と続けている。

デッドマウスは近年リリースしたアルバム数作についても全体的に本気で取り組んでいなかったことを示唆しており、以下のようにツイートしている。

「多分、そろそろ腰を据えて、この10年間ずっとやりたいと思っていた、”好きになれるアルバム”って伝説的なものに取り組む時が来たのかもね」

『W:/2016ALBUM/』は、“Let Go”や“4ware”といったシングル曲を含むデッドマウスの8枚目のスタジオ・アルバムとなっている。デッドマウスは2005年に最初のスタジオ・アルバム『ゲット・スクレイプド』をリリースしており、2008年には“Gohsts ’N Stuff”がUKチャート最高12位を記録するヒットを記録している。

今年の夏には、デッドマウスはテレビドラマ「ストレンジャー・シングス」のテーマ・ソングをアナログ・シンセサイザーで再現し、その実力を披露している。

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