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アップルは新たな音楽ストリーミング・サービス、アップル・ミュージックのユーザー統計を発表し、サービス開始からの無料会員の登録数が1100万人であることを認めている。

アップル・ミュージックは、24時間のラジオ局「Beats 1」と合わせて6月末にスタートしている。

今回、『USAトゥデイ』に取材に対して、アップルの取締役であるエディ・キューは統計を公開し、「今のところ、この数字にはワクワクしているよ」と語っている。

『ガーディアン』紙によれば、アップルのライバルであるスポティファイは、現在7500万人のアクティブ・ユーザーがおり、そのうち2000万人がプレミアム・サービスを利用しているという。

他の競合としては、ディーザー(1600万人のアクティブ・ユーザーのうち600万人が有料会員)、ラプソディ/ナップスター(300万人の有料会員)、タイダル(77万人の有料会員)となっている。

iTunesのアカウントは8億人に値するユーザーが保有しており、アップル・ミュージックの3ヶ月の無料トライアルは9月30日に終了する。その際、有料会員になるかどうかをユーザーは問われるという。

一方、ドクター・ドレーは、ニュー・アルバム『コンプトン:ア・サウンドトラック』について、今週末のリリースに先立って、アップル・ミュージックでストリーミングを行う予定となっている。

アルバムは、エミネム、ケンドリック・ラマー、アイス・キューブ、イグジビット、スヌープ・ドッグといった面々が参加している。ドクター・ドレーは本作について「グランド・フィナーレ」と評している。

「Beats 1」の番組「ザ・ファーマシー」の8月1日公開分で語ったところに寄れば、今回のアルバムは厳密なサウンドトラックではないが、今度公開される映画『ストレイト・アウト・コンプトン』に影響されたと語っている。

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