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ブルース・スプリングスティーンが再びドナルド・トランプを批判し、トランプを「恥」であり、「汚らわしい」と評している。

ブルース・スプリングスティーンは、以前にもアメリカ大統領選の共和党候補であるドナルド・トランプトランプに対する非難を口にしており、彼を「危険」かつ「目に余る有毒なナルシスト」と評していた。今度は、トランプが世界に誇示している「見せかけの姿」と真の大物の姿の違いについて彼は説明している。

「トランプの場合、その見せかけの姿は簡単に見抜くことができるもので、そこから見えてくるものは不安、脆弱さ、不安定さの集合体なんだ」と、ブルース・スプリングスティーンは『ガーディアン』紙に語っている。「彼がかぶっているのは、本当に薄っぺらい男らしさの仮面なのさ。それで最も偉大な世代の誰も騙せたりはしないけどね」

「僕にとっては、ほんの一瞬でも騙すことができないくらい本当に薄っぺらい装飾だよ」と、スプリングスティーンは続けている。「だけど、彼はこれまでかなり多くの人々を惹きつけてきたわけで、だからある程度は空威張りができるんだと思う。アメリカ国民にとって、彼は本当に恥みたいな存在だよ。その汚らわしさを、本当に堅くて薄っぺらい男らしさのベールで覆い隠してるだけのね」

最近発売したばかりの自伝『ボーン・トゥ・ラン ブルース・スプリングスティーン自伝』、そして同時にリリースされたアルバム『チャプター・アンド・ヴァース』のプロモーション活動中であるブルース・スプリングスティーンは、今年亡くなったプリンスとデヴィッド・ボウイについて語っており、プリンスには非常に「親近感」を感じていたと明かしている。また、グリーン・デイに対する愛情を吐露しており、「(グリーン・デイは)思いやりがあって、同時に熱情的だ」と賛辞を送っている。

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