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プリンスの自宅兼制作スタジオであったペイズリー・パークが、ミュージアムとしての公開を正式に市議会に認められ、10月28日よりファンに再公開される予定だという。

ペイズリー・パークではさしあたり4週間限定で観光ツアーが行われていたが、歩行者の安全や交通に関する懸念が挙げられていた。ペイズリー・パークの位置するミネアポリスのチャナッセン市議会の議員らは、問題を再検討して10月24日の夜に投票を行い、故プリンスの自宅の土地の区分を変え、観光ツアーによる一般公開を行うことを全会一致で認めている。

今年の4月に亡くなったプリンスだが、彼はペイズリー・パークが1988年に建設されて以降、ずっと居住し、レコーディングやライヴを行う施設として使用してきた。ペイズリー・パークはプリンスの死後にミュージアムとして改装されたが、プリンスは訪問客にペイズリー・パークを観光ツアーとして、どのように見て回って欲しいかのガイドラインを残している。

ペイズリー・パークの公式ウェブサイトには、以下のような説明が書かれている。「ペイズリー・パークは、ミネソタ州のチャナッセンにあるプリンスの特別にプライベートな自宅で、音楽制作のための複合施設です。ファンにはプリンスが、このプライベートで神聖で特別な場所で、どのように音楽を創造し、制作し、パフォーマンスを行っていたかを直に体験することのできる、いまだかつてない機会となるでしょう」

公式ウェブサイトによると、ペイズリー・パークのチケットは38.5ドル(約4000円)で販売されており、特別な部屋やスタジオエリア、アーカイブからの特別の品や限定公開の写真等を見ることができ、ガイドによるツアーが30分長くなるVIPチケットは100ドル(約10000円)で販売されている。現在、12月までのチケットが購入可能であり、2017年のチケットは、11月までには販売が開始されるとみられている。

ペイズリー・パークの公式ウェブサイトこちらから。

https://www.officialpaisleypark.com

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