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パール・ジャムの元ドラマーであるデイヴ・アブラジーズは、2017年のロックの殿堂入りの受賞候補に選ばれたパール・ジャムの対象メンバーから外されたことについて非難している。

デイヴ・アブラジーズはパール・ジャムの3人目のドラマーとして、同バンドにわずかの間しか在籍していなかったマット・チェンバレンの代わりに1991年にバンドに加入している。現在48歳のデイヴ・アブラジーズはセカンド・アルバム『Vs.』とサード・アルバム『バイタロジー(生命学)』に参加しているが、1994年に解雇されている。

今なお活動しているオルタナティヴ・ロック・バンドのパール・ジャムが、2017年のロックの殿堂の受賞候補アーティストに名が挙がっているというニュースを受け、デイヴ・アブラジーズは自身の名前が入らなかったことへの失望感について語っている。音楽サイト「オルタナティヴ・ネイション」によると、もしバンドが殿堂入りを果たした場合、バンド・メンバーのエディ・ヴェダー、マイク・マクレディ、ストーン・ゴッサード、ジェフ・アメン、そして現在のドラマー、マット・キャメロン、さらに初代ドラマーのデイヴ・クルーセンが受賞することになるという。

デイヴ・アブラジーズは、自分が含まれなかったことについての落胆を露わにして、自身のフェイスブックページに次のように綴っている。「パール・ジャムがなんて反応するのかを見るいい機会だ。彼らが正しい行動を示すか見てみよう。どんな解釈をしてくるか見るのも面白いしね」

「彼らが15年前の和解契約の内容をただ無視して、勝手に変更したのを知ってるんだ。彼らのものでもない金を人質に、俺にその変更を強制的に受け入れさせたんだ」と続けている。「彼らは駆け引きの仕方をよくわかってるよ……自分の都合のいいやり方のな!」

ちなみに、デイヴ・アブラジーズの脱退後にバンドへ加入し、1998年まで在籍していたドラマーのジャック・アイアンズも、受賞候補のメンバーに入っていない。

2017年のその他の候補者には、シック、ジェーンズ・アディクション、2パックなどが含まれている。投票は現在進行中で、12月に結果が発表される予定となっている。

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