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ブルース・スプリングスティーンが最新のインタヴューで、共和党のアメリカ大統領候補であるドナルド・トランプを批判し、「危険」かつ「目に余る有害なナルシスト」と評している。

ドナルド・トランプはこの数週間、過去の性的行為や不適切な女性蔑視発言があったことを受けて、批判の声が高まっている。

英テレビ局「チャンネル4」の番組でブルース・スプリングスティーンは以下のように語っている。「今、問題なのは彼は不正な選挙だと主張するトランプがいることだ。彼は負けると感じている。まあ、それは当然だし、彼は負けるだろうね。そして彼も分かっているだろうけど、彼は負けるよ。彼は、万一当選したら民主主義のシステム全体を解体したいと思ってるような、目に余る有害なナルシストなんだ」

ブルース・スプリングスティーンはさらに次のように続けている。「ドナルド・トランプは自己を省みない人間だよね。彼の中に良識とか、責任なんてものはない。この数週間にトランプが使った言葉は、本当に民主主義の過程全体を非難するようなものだ……僕はとても危険だと考えている。トランプは多くの人の話題になってるけど、僕はトランプが静かに、穏やかに眠っていられることなんてないと思う。それに、トランプはやれるだけめちゃくちゃにすると思う。それが何を意味するのか今の僕にはわからないけれど、僕らはすぐにわかることになるよ」

ブルース・スプリングスティーンがインタヴューでドナルド・トランプについて語る映像はこちらから。

ブルース・スプリングスティーンは9月27日に自伝『ボーン・トゥ・ラン ブルース・スプリングスティーン自伝』をコンピレーション・アルバム『チャプター・アンド・ヴァース』と共に刊行し、そのプロモーションを行っている。

ドナルド・トランプは先週、コメディ番組「サタデー・ナイト・ライヴ」でのアレック・ボールドウィンによる」自身のモノマネを批判している。また、ラッパーのリル・ジョンに対する人種差別的な発言が非難に晒されている。

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