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リアム・ギャラガーは、兄であるノエル・ギャラガーとの不仲を明かし、長らく噂されているオアシスの再結成が実現しない理由について語っている。

今月の初めに、イギリスのブックメーカーはその過熱ぶりのためにオアシスの再結成についての賭けを中止しており、映画『オアシス:スーパーソニック』が公開されたこともあり、再結成をめぐる議論は更に高まりを見せている。

しかし、リアム・ギャラガーによると、オアシスが再びレコーディングやツアーを行わない原因は、リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーによるツイッター上での口論や侮辱のやりとりではなく、ノエル・ギャラガー自身にあるという。

リアム・ギャラガーは「ラジオX」でオアシスの再結成について訊かれ、「まじめな質問だから、ムードを盛り下げたくないね」と答えている。

「まるで俺がノエルの猫を突き刺しちまったみたいに、ノエルはケンカをふっかけてくるんだ。ノエルはソロでやりたがってるんだよ。俺がツイッターでいろいろ言ってるのが再結成をしない原因だと思ってる奴らは、頭がどうかしてるね」

リアム・ギャラガーはさらに次のように語っている。「もしオアシスを再結成させたいなら、あいつにお願いすることだな。あいつ次第だね」

リアム・ギャラガーは現在、初のソロ・アルバムを制作中であるとされているが、「バンドの一員であるよりいいことはない」と語っている。

「ソロでだってレコードは作れるし、ソロならどこに居たって構いやしない。でも、バンドだと自分は3人だか4人だかの野郎どもに向かって演奏し、そいつらは自分に向かって演奏をするんだ。これを超える感覚はないね」

「自分だけですべてをやって、自分自身に向かって演奏するってのも、まあ悪くない。上がるね。でも、バンドメンバーが一緒に『クソ最高だぜ』って感じてる姿を見るってのは、この上なく気持ちがいいんだ」

「周りがどう言おうと構わない。バンドの一員であるよりいいことはないね」

1993年に最初にオアシスとクリエイション・レコーズを契約させた人物であるアラン・マッギーは、『NME』に対して、オアシスはノエル・ギャラガー抜きで再結成をする可能性が高いだろうと語っている。

「ノエルはこれからも永遠にオアシスを再結成する気はないと思ってるよ。でも、リアムがもう少し歳をとったら、多分オアシスを再結成して、1万枚のチケットを一晩で売り捌いて、オアシスの曲を歌って、喜ぶんじゃないかな。ノエル・ギャラガーがバンドに戻るかどうかは、僕にはよく分からないね。もし映画『スーパーソニック』が何かもたらしてくれたら、それがこの映画の功績だけどね。でも、もう終わったことだからね。伝説を汚さないでほしいね」

※公開後、内容を修正しました。

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