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新たな報道によれば、保管されているプリンスの未発表音源が売りに出されているという。
ユニバーサル、ソニー、ワーナーという3大メジャー・レーベルはプリンスの未発表音源の権利獲得に向けて3500万ドル（約35億円）程度の価格で交渉していると米『ビルボード』誌が報じている。
保管庫には「40年間にわたってレコーディングされた大量の長さの音源」があると見られているが、プリンスの管理財団はまだその内容を正式にカタログ化することを始めておらず、正確な音源の量については分からないという。いくつかの音源はプリンスがキャリアの中で契約してきたレーベルに所有されているものの可能性もあるとしている。
また、米『ビルボード』誌によれば、プリンスの管理財団に近い情報筋が、1984年発表の代表作『パープル・レイン』のデラックス・エディションが2017年前半にリリースされることになるだろうと語っているという。『パープル・レイン』のデラックス・エディションは2014年に発表されていたが、正確な発売日やトラックリストについては発表されていなかった。
プリンスについては遺書が遺されなかったために、権利の相続者も決定していない。彼の妹であるタイカ・ネルソンと、片親が同じ5人の兄弟姉妹が最も近いと見られているが、その他の人物も相続の権利を主張している。
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