PRESS

Photo: PRESS

ニュー・アルバムのリリースが期待されているゴリラズだが、ゴリラズの“ドラマー”のキャラクターであるラッセル・ホブスが貴重なインタビューに答えている。

ゴリラズの活動は勢いを増しており、デーモン・アルバーンはある1組の幸運なファンに対し、待望のゴリラズのニュー・アルバムの進捗についてアルバムの制作にはあと2週間必要で、「そうすれば完成だ」と語ったという。また、ゴリラズは『ザ・ブック・オブ・ヌードル』の表紙や中身を公開し、そこではヌードルに関するカラフルなストーリーが展開されており、『プラスティック・ビーチ』の後、中断していた冒険を取り上げたものとなっている。現時点ではヌードルとラッセル・ホブスのストーリーが明かされている。

今回、架空のキャラクターであるラッセル・ホブスは英『プス・プス』誌のインタビューに応じ、ニュー・アルバムについて訊かれると、ラッセル・ホブスは次のように語っている。「君が好きなように期待してくれていいいよ。来るものは来るんだ。待っていようがいまいがね」

「大切なのは次に何が起こるかじゃなくて、まさに今何が起きているかなんだよ。自分でコントロールできるのはそれだけだからね。それから、僕とゴリラズは2つの別の物なんだ。僕らの道はくっついて、それから離れていくのさ。ぐちゃぐちゃになったプレッツェルみたいにね」

ラッセル・ホブスはまた、好きな3人のラッパーについて明かしている。「お気に入りのネコ動画を3つ挙げるような気分だよ。不可能ってことさ。ヒエラルキーはなくしたいからね。もう充分だしさ。でも、3人挙げるなら、順不同で、BKならビギー(ノトーリアス・B.I.G)だよ。他に誰がいるのさ?それから、MFドュームだね。アングラのレジェンドだよ。イギリスで生まれたけど、ほとんどの人生をアメリカで過ごしたんだ。僕の生活範囲とは反対だね。そして新人で言えば、アール・スウェットシャツってキッドをチェックして欲しいね。いい名前だよ。サウンドもフレッシュだしね」

そして、もちろんお気に入りの猫についても語っている。「ネコは大好きだよ。ホラー映画で最初にゴーストに気付くのはいつもネコたちだろ。本当に僕も一匹買わないとね。デボンレックスってネコの大ファンなんだ。大きな瞳に尖った耳を持っていて、見た目はエイリアンに似てるんだよ。それに僕たちって誰もがエイリアンみたいじゃない?」

ゴリラズは、ヌードルが車会社ジャガー・レーシングの”グローバル・アンバサダー”に就任したことを明らかにしており、コラボレーションした動画が公開されている。

2011年の『ザ・フォール』以来のゴリラズの通算5作目となるアルバムは今年のリリースが予定されていたが、アニメーターであるジェイミー・ヒューレットが「マジですごく特別なアルバム」で、「焦ることはできない」と語っており、新作は来年のリリースが見込まれている。

今年7月にデーモン・アルバーンは次のように語っていた。「今年の後半はゴリラズのために集まり始めようと思ってるんだ。すごく気に入ってるんだ。着々と進んでるよ。かなり早く形になるんじゃないかな」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ