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ヴァン・ヘイレンのフロントマンであるデイヴィッド・リー・ロスは、現在ストーカー被害に遭っていることを明かしている。

ヴァン・ヘイレンは2015年10月4日にハリウッド・ボウルで行われたライヴが最後となっている。2015年には日本公演の模様を収録したライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』がリリースされている。

公式サイトのブログを更新したデイヴィッド・リー・ロスは、最近のストーカー被害について以下のように箇条書きで綴っている。

「助けてくれ! ストーカーがいるんだ。本当に実在する人物なんだ。
・過去4ヶ月で75回の電話
・電話はすべて早朝の5時半から6時の間
・市外局番は917と301
・時々、午後2時もあり
・週末は一切かかってこない
・俺の古い電話には表示されるけど、電話代の請求書には記載されない」

彼は続けて次のように述べている。「テクノロジーについてちょっと詳しい奴はいるわけでさ。あいつらはやりたい時に俺の電話から番号を消すことすら知ってるんだ。俺が土地を買って不幸なインディアンに会うのはこれが初めてじゃない。ショウビズの世界にはいつだって可哀想な元仲間がいるもんだけど、今回のストーカーは特に執着してくるんだ。あれはもういたずら電話じゃないよ。私立探偵でも、弁護士でも、FBIでも、元FBIでもいいんだけど、そういった奴らを通して俺は当局に話すこともできるんだ。こういった電話は“国内テロ”の項目に分類されるんだ」

デイヴィッド・リー・ロスは以前のストーカー体験についても述べている。「俺は集団ストーカーからの電話も体験したことがあるんだ。俺たちがグロリア・エステファンのスタジオでレコーディングをしてた時にバイカーの集団がいてね。電話の回数は40回まで達して、実際に俺をつけてくるようになったにもしてね。俺の父親を銃で脅して誘拐しようとした奴もいたよ」

先日、元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーはこれまで口にしてきた自身のエディ・ヴァン・ヘイレンへの悪口について謝罪したいと語っている。

近年、サミー・ヘイガーについてはエディ・ヴァン・ヘイレンへの中傷を口にしており、昨年はエディ・ヴァン・ヘイレンが表紙を飾った米『ビルボード』誌のインタヴューの内容について「嘘つき」と語っていた。

しかし、8月に放送されたオプラ・ウィンフリーの特別番組「ホエア・アー・ゼイ・ナウ」に出演したサミー・ヘイガーは次のように語っている。「ヴァン・ヘイレンのすべて問題は本当に忘れることにした。僕らの音楽活動を誇りに思っているよ。だから僕は過去のことは水に流そうって決めたんだ」

「僕は誰かに何かを期待しているんじゃない。バンドに復帰して、またすべてをやりなおすとか、そういうことを要求しているわけじゃないんだ。それは仕事の話だ。そうじゃない。そうじゃなくて、僕はただ友達になりたいだけだ。僕は君の悪口を言ったことを謝りたいんだ」

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