ED MILES/NME

Photo: ED MILES/NME

グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは、最近のライヴでアメリカ大統領選の共和党候補であるドナルド・トランプに対する批判を展開している。

新作『レボリューション・レディオ』のツアーに繰り出しているグリーン・デイだが、9月28日にニュージャージーのスターランド・ボールルームで行ったライヴで、“Holiday”の演奏中にドナルド・トランプについて皮肉的に「ニューヨーク最高の人物」と評している。

「最近のニュースは観てるかい?」と彼は観客に問いかけている。「アメリカ合衆国の大統領候補についてはどう思ってるんだ? ニューヨーク最高の人物、ドナルド・トランプについてはどう思ってるんだよ?」

彼は次のように続けている。「人種差別主義なんてダメだ。ダメなんだよ。この空間ではそんなものはいらないんだ。それを今ここで伝えたかったんだ。この空間には白人優位主義なんてないんだよ。団結するんだ。今夜ここニュージャージーでね。そして、すべてのクソ政治家どもをデタラメ呼ばわりするんだ」

ビリー・ジョー・アームストロングは“Holiday”の歌詞を「Pulverize the Eiffel Tower(エッフェル塔を粉砕しろ)」「Pulverize the Trump Towers(トランプ・タワーを粉砕しろ)」に変えて歌っている。

観客の撮影したその模様はこちらから。

先日、ブルース・スプリングスティーンはグリーン・デイに対する愛情を吐露しており、「(グリーン・デイは)思いやりがあって、同時に熱情的だ」と賛辞を送っている。

グリーン・デイのワールド・ツアーは今週スタートしており、10月7日発売のニュー・アルバム『レヴォリューション・レディオ』に先駆けて公開された新曲を初披露している。また現在、北米でクラブ・ツアーを行っている彼らは来年ヨーロッパ・ツアーを行うことも決定している。

iTunesではアルバムの予約が受け付けられており、予約すると“Bang Bang”、“Revolution Radio”、“Still Breathing”を先行でダウンロードできる。

リリースの詳細は以下の通り。

GREEN DAY / グリーン・デイ
ニュー・アルバム『Revolution Radio / レボリューション・レディオ』
2016年10月7日 世界同時発売
WPCR-17515
¥2,300(税抜)
収録曲:
01. Somewhere Now / サムウェア・ナウ
02. Bang Bang / バン・バン
03. Revolution Radio / レボリューション・レディオ
04. Say Goodbye / セイ・グッバイ
05. Outlaws / アウトローズ
06. Bouncing Off The Wall / バウンシング・オフ・ザ・ウォール
07. Still Breathing / スティル・ブレシング
08. Youngblood / ヤングブラッド
09. Too Dumb To Die / トゥー・ダム・トゥ・ダイ
10. Troubled Times / トラブルド・タイムス
11. Forever Now / フォーエヴァー・ナウ
12. Ordinary World / オーディナリー・ワールド

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