Michael Spencer Jone

Photo: Michael Spencer Jone

リアム・ギャラガーオアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:スーパー・ソニック』に対する自身の感想を明かしている。

映画『オアシス:スーパーソニック』は、2015年にアカデミー賞にノミネートされたエイミー・ワインハウスの伝記映画『Amy』と同じプロダクション・チームによるもので、プロデューサーはジェイムス・ゲイ・リーズ、エグゼクティヴ・プロデューサーはアシフ・カパディアが務めている。監督はマット・ホワイトクロスで、これまでにコールドプレイのミュージック・ビデオや2012年の映画『スパイク・アイランド』を手掛けている。

本作の製作陣たちは、バンドの中心であるリアム&ノエル兄弟に対する新たなインタヴュー、バンド・メンバーや関係者たちの証言、名曲の数々をとらえた貴重なライブ映像、更に膨大なアーカイヴ(写真・記録や資料)に前例のないレベルでのアクセスを許可されたという。

リアム・ギャラガーは『メトロ』紙とのインタヴューで映画の感想を次のように語っている。「いくつかは感動的な部分はあったけど、手に負えないほどじゃなかったな。バカげた部分を捉えてたのが俺は嬉しかったよ。多くの人が俺たちは真面目だったと思っているようだからな。俺たちは自分の音楽には真面目だが、その他のことは、てんでダメなんだ」

「映画の中で笑えたシーンはどこですか」という質問には次のように続けている。「俺がノエルをからかっているようなシーンはどれもクスッとさせてくれたよ。ケヴィン・キーガン的事態(※2009年のノエル・ギャラガー脱退時のことを指すと思われる。以前にもリアム・ギャラガーはノエルの脱退を道半ばで辞任したマンチェスター・シティの監督に喩えていた)の時だって、あいつがブチ切れてるなか、俺は耳をピクッとやったりしてたくらいだからな」

「オアシスについて誇らしく思いますか」という問いに対しては次のように答えている。「間違いなく誇らしく思っている。俺たちは史上最高だった。オアシスのすべての時間を愛しているさ。俺たちは俺たちのやり方でやったし、自分たちを除いては誰も俺たちを潰せなかった。誰も止められなかったんだ」

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーが製作総指揮を務め、バンド結成から25万人を動員したネブワースでの公演までの軌跡を描いたドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』は12月24日(土)より角川シネマ有楽町ほかで全国公開されることが決定している。

映画の詳細は以下の通り。

映画『オアシス:スーパーソニック』
監督:マット・ホワイトクロス『グアンタナモ、僕たちが見た真実』
製作:フィオナ・ニールソン、ジェームズ・ゲイ=リース、サイモン・ハーフォン
製作総指揮:リアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー、アシフ・カパディア『AMY エイミー』、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』
編集:ポール・モナハン/音楽:ラエル・ジョーンズ/再レコーディングミキサー:リチャード・ディヴィ/
VFX&アニメ―ション:ザ・ブルワリー/ VFX&アニメ―ションスーパーバイザー:マーク・ナップトン/
ミュージックスーパーバイザー:イアン・クック、イアン・ニール
2016年/イギリス/英語/カラー/122分/配給:KADOKAWA
映画公式facebook : 映画『オアシス:スーパーソニック』:https://www.facebook.com/oasis-supersonic.jp
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