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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは最新インタヴューで自身とドラッグの関係を振り返っている。

アンソニー・キーディスは、幼少期にドラッグディーラーであった父親に勧められて麻薬を始めている。1988年にギタリストのヒレル・スロヴァクがドラッグの過剰摂取で亡くなったのを受け一度は足を洗うことを決心するが、2001年にリハビリ施設に入所するまで、度重なる使用を繰り返していた。

フィンランドの『Yle』との取材で彼は次のように語っている。「ドラッグは間違いなく俺の大事な部分の一部なんだよ。長い間、俺はクリーンでいるけど、ドラッグはいまだに俺の一部なんだ」

「今はツアーに取り組んでるよ、集中してね。やらなければいけないから。問題はツアーじゃなく、家に戻ってからなんだよ。一人になるからね。最悪なのは、自由の身ってことなんだ。その時は注意しないといけない」

アンソニー・キーディスは、1988年にヘロインの過剰摂取で亡くなったレッド・ホット・チリ・ペッパーズの初代ギタリスト、ヒレル・スロヴァクについても言及している。

「ロサンゼルスの家に戻った時、ヒレルは自分の今後について考えたんだ。自分の道を生きるか、より危険な道を選ぶかってね。俺たちはドラッグがいかに危険なのか正確には分からないんだよ。たった1回でそういうことになる時もあるわけだからね」

アンソニー・キーディスは、6月に独『スターン』誌との取材で子供が初めてマリファナを吸ったらどうするか?と訊かれると、

「おそらく父親からもらってやることはないだろうね。それでも、マリファナを吸うのはどんなティーンエイジャーをも形作る体験だと思うんだ。有益なものなんだよ。だって、知覚を広げてくれるからね。コカインは違う。コカインにいい影響があるとしたら、痛みや狂気によってそれが目立たなくなるってことくらいだね」と答えている。

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