GUY EPPEL

Photo: GUY EPPEL

モリッシーは地元マンチェスターで先日行った公演で、観客に向けて今年亡くなった著名人を挙げていった際、デヴィッド・ボウイの名前を挙げなかったという。

モリッシーは現地時間8月20日に行われたマンチェスター・アリーナ公演で「All the best ones are dead」という一節を歌う前に、今年亡くなった著名人の名前を挙げている。

彼が挙げていった中には、コメディアンのヴィクトリア・ウッド、女優のキャロライン・エイハーン、ボクサーのモハメド・アリ、そしてプリンスが含まれていたが、今年1月にこの世を去ったデヴィッド・ボウイは含まれていなかった。

モリッシーがデヴィッド・ボウイを挙げなかったことが気付かれないわけはなく、会場の一部はブーイングを行い、その中でモリッシーは「クソ野郎(Cunt)」と罵られている。

その時の模様はこちらから。

モリッシーとデヴィッド・ボウイの固い友情はともにツアーを回っていた1995年にまで遡るものとなっている。しかし、2013年にモリッシーが二人のツーショットをアルバムのアートワークに使用することをデヴィッド・ボウイは断り、結局モリッシーはリック・アストリーとのツーショットを使用することになっている。

2014年にはモリッシーは二人のライバル関係について言及しており、「過去にはデヴィッドのことを批判したりもしてきたけど、俺のうぬぼれが強い中学生みたいな態度に起因してるんだ。それは彼も分かってると思う」と語っている。

また、モリッシーはこの公演で自身を「マンチェスターの市長」と宣言している。

最新インタヴューでモリッシーはメディアが離脱に投票した人々をひどく扱っていると語っており、ニュー・アルバムについては「書き上がっている」ものの、どのレーベルもリリースしようとしないとも述べている。

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