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人気番組「アメリカン・アイドル」について「暴力的」であるというマライア・キャリーの批判に対して、かつての参加者であるラザロ・アルボスとデヴィン・ヴェレス、また同番組の元プロデューサーのナイジェル・リスゴーが反応を示している。

8月3日に行われたテレビ評論家協会のプレス・ツアー・インタヴューで47歳のマライア・キャリーは「E!エンタテインメント・テレビジョン」で制作される新番組「マライアズ・ワールド」のプロモーション中、「アメリカン・アイドル」について質問されている。

「今までで最も暴力的な体験だったわ」と彼女は答え、当時、同番組の2012歌唱大会の審査員を短期間務めていた自身と同僚審査員のニッキー・ミナージュとの間の確執について言及している。

「アメリカン・アイドル」についての質問をされた後、マライア・キャリーはシャンパン・グラスを掲げて、テレビ評論家協会のジャーナリストに「あなたのせいで飲むことになったのよ!」と語っている。

マライア・キャリーが審査員を務めていた2012年シリーズの参加者のラザロ・アルボスは米『ビルボード』誌に以下のように語っている。「彼女はいつも他のプロデューサーから敬意や礼儀を示されてたし、そういった発言をしたのは本当にショックだね」

同番組の2012年シリーズのプロデューサーの一人であったナイジェル・リスゴーはマライア・キャリーの発言に対して冗談交じりに「マライアの新テレビ・シリーズはすごく楽しみだし、ニッキー・ミナージュもゲスト出演するのか気になってるよ」と語っている。

さらにラザロ・アルボスは、番組に対する”暴力的”というコメントはおそらくニッキー・ミナージュに向けられたものだろうと続けており、同じく同シーズンの参加者だったデヴィン・ヴェレスは次のように語っている。「彼女は自分の仕事をまっとうしてカメラに笑顔を向けたかったけど、仲間の審査員がそれぞれの仕事をちゃんとこなしてなかったら難しいよね」

また、アルボスは以下のように締めくくっている。「マライア・キャリーの唯一の仕事は、現場に来て、パネルに座って、歌手に対するコメントを述べるだけさ。たったそれだけで1800万ドル(約18億円)ももらえて、それが暴力的っていうなら俺だって『アメリカン・アイドル』にぞんざいな扱いを受けたいね!」

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