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ドイツ中南部バイエルン州のアンスバッハで開催されていた「アンスバッハ・オープン・ミュージック・フェスティバル」で自爆テロがあり、少なくとも12人が負傷したという。

「アンスバッハ・オープン・ミュージック・フェスティバル」は7月22日から24日の3日間にわたって開催されていたもので、出演者にはジェスロ・タルのイアン・アンダーソンらも含まれていたという。フェスティバルには約2500人が参加していた。

自爆テロは亡命を拒否された27歳のシリア人男性によるもので、バイエルン州内相であるヨアキム・ヘルマンは「この男が自殺を計画していたのか、他人を殺害しようと考えていたかは分かっていない」と語っている。

12人の負傷者のうち3人は重症だという。

アンスバッハの検察官の広報担当者は「イスラム教徒との関係があるかどうかは、現時点では純粋に憶測の段階です」と語っている。

ドイツでは今月22日にミュンヘンのショッピング・センターで銃撃事件が起きて9人が亡くなっているほか、18日にもバイエルン州ヴュルツブルク付近で走行中の電車のなかでアフガン難民の男性が斧やナイフを振り回して3人が重体になっており、24日にもシュツットガルト近郊でシリア難民が妊婦1人を殺害、2人を負傷させる事件が起きている。

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