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レッド・ツェッペリンは、1969年に最初に放送されて以来、聴かれることのなかった音源を含む『ザ・コンプリート・BBCセッションズ』をリリースするという。

33曲を収録する本作には、1969年3月に収録され、翌月放送されて以来、聴かれることのなかった3曲の音源が収録されるという。ヨーロッパのAMラジオで録音していたファンがこの音源について申し出て、それをジミー・ペイジがリリースできるクオリティまで修復したという。

セッションには、他ではレコーディングされたことのない“Sunshine Woman”や、“I Can’t Quit You Baby”、“You Shook Me”が収録されている。

『BBCライヴ』にはロンドンのリージェント・ストリートにあったパリス・シアターのライヴ音源より、1971年4月に初めてラジオで放送されたバージョンの“Stairway To Heaven”も収録されている。

最初のバージョンの『BBCライヴ』は1997年にリリースされているが、今回の『ザ・コンプリート・BBCセッションズ』には先の3曲を含む8曲の未発表音源が収録され、また『レッド・ツェッペリン』ボックス・セットにしか収録されていなかった“White Summer”も収録される。他の24曲についてはジミー・ペイジとエンジニアのジョン・デイヴィスによってリマスターされている。

リリース日は9月16日で、2CDないしは4LPのスタンダード・エディションのほか、3CDないしは5LPのデラックス・エディション、デジタル・ダウンロード、デラックス・ボックスセットという形態でリリースされる。ボックスセットにはデラックス・エディションのCDとLPに加え、ダウンロード・コード、写真やBBCにまつわる品々やセッションの情報を掲載した48Pのブックレット、アルバム・カヴァーの高品質プリントも含まれている。ボックスセットの最初の20000セットにはシリアル・ナンバーが刻印されるという。

ジミー・ペイジは『BBCライヴ』について次のように語っている。「僕らはたくさんツアーをやってる頃にこうしたセッションをレコーディングしてたんだ。アルバムはいつだって音楽の出発点でね、それを引っさげて、ツアーでそれを拡大させていったんだよ。このBBCセッションにはツアーがそのまま反映されてるんだよ」

CD DISC 1
‘You Shook Me’
‘I Can’t Quit You Baby’
‘Communication Breakdown’
‘Dazed And Confused’
‘The Girl I Love She Got Long Black Wavy Hair’
‘What Is And What Should Never Be’
‘Communication Breakdown’
‘Travelling Riverside Blues’
‘Whole Lotta Love’
‘Somethin’ Else’
‘Communication Breakdown’
‘I Can’t Quit You Baby’
‘You Shook Me’
‘How Many More Times’

CD DISC 2
‘Immigrant Song’
‘Heartbreaker’
‘Since I’ve Been Loving You’
‘Black Dog’
‘Dazed And Confused’
‘Stairway To Heaven’
‘Going To California’
‘That’s The Way’
‘Whole Lotta Love’/’Boogie Chillun’/’Fixin’ To Die’/’That’s Alright Mama’/’A Mess Of Blues’ (Medley)
‘Thank You’

Deluxe Edition:CD DISC 3
‘Communication Breakdown’
‘What Is And What Should Never Be’
‘Dazed And Confused’
‘White Summer’
‘What Is And What Should Never Be’
‘Communication Breakdown’
‘I Can’t Quit You Baby’
‘You Shook Me’
‘Sunshine Woman’

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