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シド・バレットの未公開の映像が公開されることが発表されている。

ピンク・フロイドの結成メンバーであるシド・バレットは、10年前となる2006年の7月7日に亡くなっている。

シド・バレットの模様を追った一連の映像は、『Get All That Ant?(ゲット・オール・ザット・アント?)』というタイトルで、今年のケンブリッジ映画祭の目玉作品として公開される。

フリー・フォームのドキュメンタリーである本作は、シド・バレットの学生時代の友人で、アート・スクールに通っていたアンソニー・スターンが撮影したものとなっている。作品は60年代のケンブリッジやロンドン、サンフランシスコで撮影された映像や静止画、アーカイヴ映像で構成されているという。

シド・バレットによるピンク・フロイドに加え、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ドアーズ、ドノヴァンのライヴ映像や静止画も作品には収録されており、『帽子が笑う…不気味に』のアートワークに登場するイギー・ローズといったシド・バレットの友人も出演している。

作品はケンブリッジ・ギルドホールで10月21日に初公開される。ケンブリッジ映画祭は10月20日から27日まで開催される。

ケンブリッジ・ライヴという団体は、映画が公開される週末にシド・バレットをテーマとしたウォーキング・ツアーを開催することも発表している。これはシド・バレットの学生時代の友人、スティーヴン・パイルとウォーレン・ドサンジが引率するもので、シド・バレットの実家や通った学校、バンド・メイトだったデヴィッド・ギルモアとロジャー・ウォーターズの実家といったシド・バレットに関連するケンブリッジのスポットを訪ねるものだという。

作品上映とウォーキング・ツアーのチケットはケンブリッジ・ライヴのサイトで販売中となっている。

https://www.cambridgelivetrust.co.uk/

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